里親詐欺で逮捕された事案(一部)
■加害者:40代男性(無職)神奈川県
猫は動物病院などから引き取った。生後3か月の子猫の後ろ足の爪を深く切るなど虐待した。ほかの猫も舌を切断したり、腰を骨折させる、無理やり溺死させた疑いもある。逮捕につながった猫以外にも数十匹が被害に遭ったとみられる
・罪名:動物愛護法違反、詐欺未遂容疑→懲役1年6か月、執行猶予4年
■加害者:30代男性(会社員)神奈川県
猫を殺傷目的で引き取った。床に叩きつけたり、アパートの2階から放り投げて殺害。川に投げ込まれ殺害された猫もいた。さらに譲り主に対して「生きたまま川に投げた」旨もメール。譲り受けた猫のうち13匹が行方不明、死体発見3匹。しかし、もっと多くの猫が犠牲になっているとみられている。部屋にはトイレやケージを置き、先住猫がいるようにみせたり、電話で定期報告をするなど巧妙に虐待を隠していた
・罪名:動物愛護法違反、詐欺罪→懲役3年、執行猶予5年
■加害者:20代男性ほか(無職)北海道
引き取ったチワワやビーグルなどの犬を虐待し、5匹の死体を公園内に不法投棄した。衰弱や刺し傷のあった犬も
・罪名:不法投棄、罰金刑
■加害者:20代男性(県嘱託職員)奈良県
猫はネットを利用し、譲り受けた。フローリングに叩きつけて殺害、死体を遺棄した。ほかにも譲り受けた猫も顔面を殴打、耳をライターであぶる、熱湯をかけるなどの虐待をした。仕事のストレスがたまったときや猫が思いどおりの行動を取らないときに暴力をふるっていたと供述していた
・罪名:動物愛護法違反、廃棄物処理法違反→懲役1年、執行猶予3年