《今日、支援物資として叙々苑焼肉弁当が届きました》

 そんな喜びのコメントとともに、叙々苑の弁当の写真がツイートされ、ネット上で話題になっている。なんとそのお弁当は、新型コロナウイルスと闘う医療従事者に届けられた中居正広からの差し入れだという。

「お弁当が届いたのは14日。日勤、夜勤のスタッフ分を差し入れてもらいました。全部で50個以上はあったと思います。前日の夜に師長さんから“明日、中居さんからごはんが届くので、スタッフはごはんを持ってこなくていいよ”って伝えられて。毎日、バイキンのように扱われてつらい毎日でしたが、一瞬でみんなのほおが緩んで。久しぶりに同僚たちの笑顔を見て、涙が出そうになりました

 そう話すのは、実際に中居からの差し入れ弁当を受け取った女性。コロナ患者を受け入れる神奈川県の医療機関で働いている。

私たちの病院は都内ではないのに、そんなところにも気を回してくれて、周りのスタッフとも“こんな見返りのない優しさははじめてだよね”って。さらにお弁当を見てびっくり! “すごい豪華なお弁当が来ちゃった!”と驚きました。それだけでもうれしいのにサラダも一緒につけてくれて……。きっと身体のことも気遣ってくれたんだと思います

 実はこの女性、偶然にも20年来のSMAPの大ファンだというから、喜びもひとしおだ。

「いつも番組のスタッフの方にも叙々苑のお弁当を差し入れているのは、ファンの間では有名な話なので“あ〜同じように扱ってもらえてる!”ってうれしくなりました(笑)。しかも中居さん、自分は唐揚げ弁当とか、安いものばっかり。自分のためにお金を使う人じゃないけど、人がつらいときには、こうやってこっそり応援してくれるところ、本当に尊敬しています。

 好感度が上がることを自分から言わない方なので、今回も師長さんが教えてくれなければ、私たちは中居くんからの差し入れとは知らないままでしたね。でも、そこが彼らしいというか。中居くんやそのほかの方にもたくさん支援いただいていて、その支援に私たちが支えられてるってことを少しでも知ってもらえたら。私はこの出来事を一生、忘れないと思います」