エキストラの応募者も減少
無償で参加するボランティアエキストラにも厳しい条件が加えられたため、エキストラ集めにも苦戦している。
「参加者は毎日、朝・昼・夜に検温し1週間の検温結果を提出するのが条件の作品もあります。感染者が出た場合の感染ルートを把握するという理由で、同じ現場にいた人とは連絡先を交換するように言われるし、現場では私語厳禁。ノーギャラでここまでやらなきゃいけないのかと、応募者が減っているとか。後ろにいるエキストラも同じ顔ぶれになりそうですね」(エキストラに参加した女性)
そんな厳しい条件でも、多くのドラマは短縮することなく、予定どおり進められる方向だと、前出の芸能プロ関係者は教えてくれた。
「本物の病院でロケが難しいためお蔵入りになるかと思われた、石原さとみさん主演の『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』も話数を減らすことなく進めると聞いています。薬剤師が主人公ということもあり、撮影場所が限られていることが功を奏したとか。『M 愛すべき人がいて』は、もともと全7話と少なく設定されているうえ、もし地上波で放送できなくなっても、共同制作であるネットテレビの『ABEMA』で放送できますからね」
厳しい条件の中でもあっと驚くアイデアや演技で、視聴者を楽しませてくれることに期待したい。