舞台関係者も激怒
さらには……。
「感染したTAKUYAさんは、公演本番の4日前にグループのほうの仕事でファンと触れ合う地方でのイベントに参加しています。県をまたいだ移動も慎重さを求められる状況ですから、参加を見送るなどもう少し対策できなかったのか……。
多くの舞台関係者はきちんと感染予防対策をして、なんとか開催できるように努力しています。そんななかで制作側及び出演側双方のずさんさで起きてしまったクラスターなので、ほかの舞台に関わるスタッフたちは“今回の件で、舞台へ足を運ぶ人が減ったらどう責任を取ってくれるのか”と憤っていますね」(前出・演劇ライター)
確かにTAKUYAが所属するグループの公式ツイッターを見ると、6月26日に愛知県でリリース作品のお渡し会を行っている。同日の彼のツイッターにも《沢山の方が来てくれて本当に嬉しい限り》と、多くのファンと交流したことが綴られていた。
TAKUYAの所属事務所に、舞台の本番直前にも関わらず、あえてイベントへ参加させた経緯について問い合わせたが、期日までに返答はなかった。
1日あたりの東京都内の感染者は200人超えが続き、7月16日には286人と過去最多を記録した。安心して舞台を観劇できる日は、いったいいつになったらやってくるのだろうか……。