芸能界という荒波に全裸で立ち向かう漢・原田龍二。そんな彼が、“文春砲”に当たったのは令和元年初夏のこと。
そして、今回の対談相手の宮崎謙介もまた、かつて文春砲の標的となり、衆議院議員を辞職、国民への謝罪会見も行った。“他人とは思えない”共通点を持つふたりが今、言葉を交わす!
番組での不倫イジリは「本当に嫌でした」
原田 宮崎さんには、ラジオのゲストにも来てもらって、ご縁がありますよね。
宮崎 そうですね。実は、陰で原田さんのことを“アニキ”って呼んでます!
原田 うれしいなー!(笑) この連載のテーマは反省なんですけど、先日、僕の不祥事は報道から1年たちました。
宮崎 おめでとうございます! まだ1年ですか!
原田 めでたくはないけど(苦笑)、1年たっても反省は続きますね。一生、反省です。
―宮崎さんはいかがですか?
宮崎 僕は4年半ほどたちましたが、年を経るごとに反省すべき事象の見え方が変わっているのを感じます。
原田 たしかに、自分が立っている場所は変化しますよね。
宮崎 実は私、こう見えて2年間くらいふさぎ込んでいた時期があったんです。でも、3年目あたりから、自分の罪と向き合えていないことに気がついて、もう1度火の中に飛び込もう、と思ってテレビに出始めたんですよ。どの番組に出てもイジられるし、お叱りを受けるんですけど、以前はそういう場に行くのが本当にイヤでした……。