「モデルや女優でも活躍していますが、8月15日に『テイクオフ』から『フラーム』へと事務所を移籍したのは、意外でしたね。広末涼子や戸田恵梨香、有村架純など“正統派女優”を多く抱える事務所なので、もともとはバラエティーを主戦場にしていた元局アナのタレントを受け入れたのは異例でしょう」(テレビ局関係者)
昨年発売された写真集は60万部超えの大ヒットを記録した田中みな実。最近もドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)での怪演が話題になるなど、快進撃を続けている。
電撃移籍のウラには“ある女優”が関係しているという。
「今や飛ぶ鳥を落とす勢いの田中さんを欲しがる芸能事務所もあり、実際に大手事務所がアタックしましたが、最終的に本人が首を縦に振ることはなかった。田中さんとしては、今後は女優業に力を入れたいようで、相談していたのが『フラーム』に所属する山口紗弥加さんだったそうです」(同・テレビ局関係者)
山口とは田中が女優デビューを果たした'19年放送のドラマ『絶対正義』と、『モトカレマニア』(ともにフジテレビ系)で共演したことで、プライベートでも“親友”に。
「昨年のクリスマスには、2人で沖縄旅行に行くほどの仲なんです。先輩女優の山口さんから、今後の身の振り方についてのアドバイスを受けていたそうです」(同・前)
“わがまますぎる”みな実さん
一方で、売れっ子タレントを失った前事務所『テイクオフ』は、さぞ残念がっていると思いきや……?
「実は、みな実さんと『テイクオフ』の関係性は良好とは言えませんでした。彼女は少しわがままなところがあるようで、マネージャーが振り回されて疲弊し、過去に担当替えが何度かあったそう。彼女の退社まで担当していたマネージャーは2年ほど続いたのですが、ここ最近は、みな実さんとの意思疎通がまったくできなくなり“もう難しいかも……”と考えていたようです。『テイクオフ』は、みな実さんの扱いに頭を抱えていましたね」(芸能プロ幹部)
田中が“無茶なお願い”をしたことも。
「みな実さんは、大ヒットした写真集の編集担当で、現在は大手出版社に勤める女性に毎回、仕事の相談をするほど絶大な信頼を置いています。あるときは“雑誌などの仕事は彼女に任せて、彼女にマネージメント料を払ってほしい”と、直談判したこともあったんだとか」(同・芸能プロ幹部)
ある意味“問題児”だった田中を引きとめる気持ちには事務所がならなかったよう。
「確かに、売れっ子のみな実さんを手放したくない気持ちも少なからずあったようですが『テイクオフ』はもともと、宮根誠司さんの個人事務所。現在は朝の帯番組の総合司会を務める羽鳥慎一さんもいますし、みな実さんがいなくても経営的には問題ない。事務所としては、わがままがすぎるみな実さんに“辞めてほしかった”というのが本音だったんですよ」(同・前)
移籍先では“みな実の暴走”がなければいいのだが……。