2観客から無観客へ
次は、“しゃべり”に挑戦
デビュー以降、休むことなく毎年ツアーを行ってきた。しかし、今年のツアーは延期となり、初めてのステージが無観客配信ライブとして8月24日、25日に開催された。“ライブバンド”と呼ばれているALFEEのメンバーと同じようにステージを長く待っていたファンにとっても至福の時間となった。
高見沢「これまで、無観客というのは経験がなかった。お客さんが2人というのはありましたけど(笑)」
坂崎「一応、2観客ね。ひとりもいなかったら、やめちゃえばよかったんですけど」
桜井「水着の方が2人いらしたので」
高見沢「プールサイドのステージだったから(笑)。『メリーアン』を発表する前に、そういうことがありましたね。今回、ライブを配信という形でお届けしましたが、配信でライブ以外にも僕らができることを考えていますよ。ALFEEが普通にできることは何か? しゃべりだ! と(笑)」
坂崎・桜井(爆笑)
高見沢「無口な人間はいませんからね。さすがに芸人さんほど、うまくできませんけど、ミュージシャンの中では話せるほうですから」
坂崎「そこを生かしていこうかなと思っています(笑)」
これまでステージに立つことでできていた体調管理。どうしている?
坂崎「調子が狂いますよね」
桜井「1本、1本ステージに立つことでクオリティーも上がってくるし、のども身体もできあがっていく。それが、リハーサルをやっただけで終わっちゃったから」
高見沢「僕は自宅で自主トレーニングしていますよ。3人ともアウトドア派じゃないので」
坂崎「それぞれ、うまいこと時間を使っている。僕は、自粛期間にインスタグラムを始めました。ちょうど、4月15日の誕生日から。インスタって写真がメインじゃないですか、以前から向いていると言われていたんです。写真が好きなので」
桜井「僕は、何も始めていないです。“断捨離”をする人が多かったようですが、急にゴミの量が増えて、収集する方が困っていたようなので。後で考えようと思ったら、最近、暑くて考えるのも面倒になっちゃって(笑)」
デビュー50周年まであと4年は長い? 短い?
桜井「4年なんて、すぐですって。今年、何もしていないのにもう9月。でも、40周年からが早かったね」
坂崎「そう、あっという間」
桜井「武道館で40周年をやって、大阪城ホールで45周年」
高見沢「4年後、どうなっているか興味があるよね。例えば、(高見沢が所有する)ギターの本数が600いくかな? とか」
坂崎「いくだろう」
桜井「限界だから減らしたいって言って、550本超えているんだろ?」
高見沢「いらないギターがないんだよね。ゴジラとかヤッターマンとか変形ギターも多いし」
坂崎「5年使わなきゃ、いらないでしょ」
桜井「売っちゃえば」
高見沢「週刊女性で売りましょうか(笑)」
『友よ人生を語る前に』9月2日発売
初回限定盤A〜C、通常盤ともに1100円(税込み)