《森林浴してきました! 明日からは、また切り替えて撮影です!》
《やっとマイナスイオンの空気をいっぱい吸えました 遅めの夏休みでした》
9月14日にそれぞれのインスタグラムを更新し、キャンプ場と思われる場所を訪れたことを報告した木村拓哉と工藤静香。同じく次女のKoki,もまた同様の写真をアップしたことから、一家で束の間の休暇を満喫したのだろう。
都内のインターナショナルスクールに通うKoki,は、新学期を迎えたこの9月にシニアクラス「Year 13」に進学。あと1年間をもって長らく通った同校を卒業する。
「木村家でもほかの多くの家庭と同じく、娘たちの進路が夫婦の話のタネになっているそう。特に光希ちゃんが通うイギリス系スクールは特殊なシステムで、普通の高校生のように“じゃあ、どこの大学に行きたい”と自由に受験することができないはず。ですから、フルート奏者でもある長女のココちゃんは、音楽学部のある私大に通うために高校進学の時点でスクールからの転校を決めたのです」(木村家の知人)
木村の長女・Cocomiは小学生のころからコンクール入賞を果たしており、音楽の才能を磨くため、今年4月から音楽学部が有名な都内の私立大学に進学している。
国内の大学を受験できない
一方のKoki,はスクールに在籍したままだ。教育ジャーナリストが解説する。
「この(イギリス系)スクールは、日本に住んでいる外国人の親や、日本人の親が“語学力を高めたい”“視野を広げさせたい”などの理由から、子どもを通わせるようなインターナショナルスクールとは少々異なります。特にイギリス国籍を持ち、大使館務めや仕事関係で短期的に来日している方が、子どもを通わせる、本当の“外国人専門スクール”と言った方がわかりやすいでしょうか。
よってカリキュラムはイギリス本国の教育に沿ったもので、国際的な認定組織(WASCやCISなど)の認可を受けておらず、また世界共通の大学入試資格につながる教育プログラム『国際バカロレア』認定校ではありません。
つまり一部で取り入れられている帰国子女枠や、学部による特例条件を除き、日本の大学を一般受験することができない現状もあるということ。稀にこのことをご存知ない国内進路希望の父兄もいらっしゃるので、事前にチェックすることをお勧めします」
もちろん、高等学校卒業程度認定試験(旧大検)に合格すれば国内大学への道が開けるのだが、Koki,の同級生たちはそれを実践するのはほぼ皆無。というのも、在日期間に合わせて通わせている家庭も多く、入学時の同級生の半数近くが途中で帰国、または他国の学校に転校するケースも多いのだとか。