2016年9月

ピッカピッカの“プロ”1年生
プロ入りを決めた対局後に会見で笑顔を見せた。翌10月からは、62年ぶりに“ひふみん”こと加藤一二三九段(80)の14歳7か月を抜く、史上最年少14歳2か月でプロに。このときまだ中学2年生だった

2016年12月

相手は“ひふみん”でした
デビュー戦の相手はひふみんで、年の差62歳対決。結果は白星で、14歳5か月での勝利は最年少記録

2017年6月

負けなしとは“ニク”いね!
デビュー戦から半年後。まさかの負け知らずで歴代単独1位の29連勝を達成。これには日本中が熱狂。会見では「実力を高めてタイトルを狙える棋士になりたい」と目標を

2018年2月

優勝してWでうれしい〜♪
『朝日杯将棋オープン戦』を制し、プロ入り後初優勝。15歳6か月は、ひふみんが持つ一般棋戦の最年少優勝記録を63年ぶりに更新。同時に最年少で六段に昇段するおまけも

2018年5月

まさにスピード出世
六段になり3か月後。『竜王戦ランキング戦』の準決勝で勝利し、最年少記録を61年ぶりに塗り替える15歳9か月で七段に。抜かれたのは、またもひふみんでした……

2018年12月

まだまだ通過点
『銀河戦』でプロ入り2年2か月、17歳6か月の最速最年少で通算100勝を達成。勝利スピードもすごいけど負けもたったの18敗で、この時点の勝率が8割4分7厘というのも驚異的

2019年3月

ドヤ顔で5連覇!
藤井二冠は詰将棋も半端なかった! 『詰将棋解答選手権』で前人未到の5連覇を達成。なんと初優勝は小学校6年生のとき。今年はコロナの影響で開催中止になり、6連覇はおあずけに

2019年12月

初体験は対局よりも緊張!?
実はこんなこともやってました。『棋士・藤井聡太将棋トレーニング』でゲームの初監修に挑戦。音声などの収録も行ったそうで、「初めての経験ばかりで、対局より緊張した」

2020年7月

初戴冠に師匠もニッコリ
『棋聖戦5番勝負』で渡辺明棋聖(36)に勝ち、屋敷伸之九段(48)のタイトル最年少記録を30年ぶりに更新、17歳11か月で達成。会見では、師匠の杉本八段が花束を渡し笑顔

2020年8月

写真/日本将棋連盟
写真/日本将棋連盟

いつの間にか表情もオトナに
『王位戦7番勝負』で木村一基王位(47)に4連勝で勝利。羽生善治九段(50)の21歳11か月を抜き、18歳1か月で二冠。同時に昇段し、最年少八段になった。プロデビュー時と比べると、表情もどこかオトナに