12月に改めて訪ねると事故当時、助手席に同乗していた妻と思われる女性が、

お断りします!

 と“強気”の返事をするばかりで、被告の反省や、遺族に対する思いなどを聞くことはできなかった。

 その後、今年の2月にブレーキとアクセルを踏み間違えて死傷者を出したとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で在宅起訴された。

 近所では被告夫妻の評判は意外と悪くない。

奥さんも旦那さんも、すごくいい人よ。旦那さんは事故を起こしたショックで、本当に心身ともにボロボロになったみたい」(近所の主婦)

旦那さんは高級官僚なのに、庶民的なマンションに住んでいるし、車も国産車のプリウスだしね」(近所の住民)

 そして今回、10月8日に東京地裁で初公判が開かれることになり、改めて気持ちを聞こうと、インターホンを鳴らすと、

取材はすべてお断りしておりますので、申し訳ないんですが……

 と妻らしき女性。以前に比べると“強気”の姿勢は鳴りを潜めていた。