――デビュー10周年を迎えての思いは?
酒井 よくもったなと思う。10年もたずに解散するグループもいるし。結果を求められる世界。ファンのおかげだし、健康センターという場に出会わなかったら、今はなかったと思うので、すべての出会いに感謝です。
白川 リーダーに誘われて何も決まってないところからスタートして、10年もつのかと正直、思っていた。紅白(歌合戦)に2回出場でき、主演ドラマをさせてもらえるとは、夢にも思っていなかったので、ここまで支えてくださり、見捨てずに応援してくれたファンの方に感謝です。最高の形でファンに見ていただける作品ができてうれしい。
後上 デビュー曲のプロモーションビデオの撮影が、豊洲市場だった。10年越しでドラマのエンドロールを同じところで撮影。夢にも思っていなかったことが現実に起きたので、ここから10年頑張っていけば、想像もしていないような面白いことが待っているんじゃないかな、と。
小田井 最近、あのまま売れずに10年を迎えていたらと考える。何していたのかな? 純烈をやっていたのかな? どういう49歳を迎えていたのか。少なくともLiLiCoとは結婚していなかったと思う。今とはまったく違う人生で、それが幸せだったかもしれない。でも、今はこれが自分たちの姿で、これでよかったと思える人生を歩んでいるので改めて、やらな! と思っています。
マダムたちに会いたい!
ビッグヒットがほしい!
――これからの目標は?
酒井 いくぞ! というときにコロナになり、経済的な部分では、まだまだ。親の葬式代をすんなり出せるくらいになりたい。健康でまた10年働けば、家族に貢献できるようになっていけると思うので、頑張るしかない!
白川 コロナ禍の状況で、何十年後とか考えられないですけど、マダムたちファンと去年までできていたことができないので、早くマダムたちがキャッキャしてくれる顔を見たいです。
後上 結婚して家を買いたいみたいな願望はあるけど(笑)、現実的には1日1日を積み重ねていく作業をちゃんと続けます、という思いが強い。
小田井 紅白や歌番組に出られるようになり、曲をたくさんの方に聴いてもらえたりしているけど、子どもからおじいちゃんおばあちゃんすべてが知っているヒット曲。常にどこかから自分たちの歌が流れているようなビッグヒットが生まれたらいいなと思います。
――新たな“野望”実現のために応援しています!
連続ドラマ『純烈ものがたり』 (10月10日~フジテレビFODで配信)
【story】デビュー10周年を迎えた純烈は、コロナによってコンサートが開けず、ファンとも交流できない。そんななか事務所に“秘密”と書かれた手紙が届き、マネージャーはメンバーに確認を求める。秘密とは何か。メンバーそれぞれの真意が明らかになる。