ーー徐々にテレビから引いていく?
「もともとテレビはやることがないから出ただけ。(成功は)たまたま当たっただけよ。長居するつもりはないけれど、いまテレビがアタシに辞められたら収入的に厳しいというのならば、世話になったところが滅びる日まで付き合おうと思っていますし、それだけの話よ。
いまさらアタシがYouTubeをやったり、インスタやって小遣いを稼いでもしょうがないじゃない!」
各局から引っ張りだこのマツコだが、身を引く準備もしている最中のようで……。
「終わったら終わったで、その後の人生を考えればいいんだしね。(降板も)いま始まった話ではないからね。
みなさんにとっては突然なのかもしれないけれど。アタシも次の人生を考えるときに、このままだと身動きがとれないからね。だから降りられるものから降りようとしていますよ。なんかしがみつくのも嫌だし、もっと若い人に頑張ってもらわないといけないわけだから。
辞められる人は辞めたほうがいいと思ってるし」
信頼するスタッフが次々と
降板には、本人の仕事観や人生観による理由が大きかった。ただそれだけでなく、複数の理由が重なって起こったことのようだ。フジテレビ関係者からはこんな話が。
「マツコさんの信頼していたスタッフが、ここ数年で次々と現場からいなくなってしまったんです。しっかりコミュニケーションがとれるスタッフと番組を作りたいというのがマツコさんのモットーでもあるので、彼らの“流出”はそうとう堪えたんでしょうね。数年前から周囲には“辞めたい”とこぼしていたようです。スタッフのことも、降板理由のひとつにはなっていると思いますよ」
雑誌のライターからテレビ界で欠かせない人気者になったマツコ。テレビから消える日は来てしまうのか。