ファンと触れ合うようなことも難しい
全国で開始されていた『Go To キャンペーン』だが、10月1日からは東京も解禁。帝国ホテル東京ではこんな企画も。
「今年は開業130周年を迎えることから、宿泊がセットとなった特別プランを企画しました。宿泊は前泊か、ディナーショーが行われる当日泊のどちらかをお選びいただけます。前泊してショーに備えていただいてもいいですし、ディナーショーの後に夜景を見て余韻に浸っていただいても。特別な日にしてほしい」(帝国ホテル広報)
価格は2人1部屋で26万円。『Go To キャンペーン』適用で23万2000円に。
「谷村新司さん、由紀さおりさんの単独ディナーショー以外にも、谷村さんとバイオリニストのNAOTOさん、井上芳雄さんとクミコさんの共演ディナーショーも開催を予定しています。当ホテルで最も広い『孔雀の間』で、各公演130名限定で行います。ゆったりとしたスペースで、フランス料理のフルコースを楽しんでいただければ。
お客様にはアーティストゆかりのクリスマスプレゼントもお渡しさせていただく予定です。かなり埋まってきていますが、残席はまだあります。早めのご予約をお待ちしております」
そんな中、赤字覚悟で開催を決めたのは、毎年紅白でけん玉のギネス記録に挑戦する三山ひろし。三山のディナーショーを主催する制作会社の担当者は、
「例年300名分を少し超えるぐらいの席を用意させていただいていますが、今年は160席ほど……。それでも毎年楽しみにして来てくださる方もいらっしゃいますし、開催することに決めました。例年のような抽選会や客席を回ってファンのみなさまと触れ合うようなことも難しいかもしれません。それでも特別なショーになるよう、これから打ち合わせをしていく予定です」
と気合を入れる。同ホテルでは毎年開催しているが、値段は据え置き。席数が減ってしまっているが、大丈夫?
「本当にギリギリ……。それでもファンのみなさまのためにも、赤字覚悟でやらせていただくことを決めました」
すでにファンクラブ先行で販売を開始しているが、一般発売は10月20日から。昨年の紅白ではギネス挑戦に失敗したが、ディナーショーの成功を祈りたい。