「好きな人はガンガン追いかけちゃう」
そんな困難を乗り越えてきた彼女に、ストレスを解消する方法を聞くと、意外な答えが返ってきた。
「映画『ロッキー』シリーズを見ます。特に『ロッキー・ザ・ファイナル』はよく見ますね。“自分の弱さを他人のせいにするな”というセリフが、自分に言われている気がして、活を入れてくれます」
出演する最新作では、夢を追う主人公のために身を引くヒロインを演じているが、自身の恋愛観について聞くと、
「私自身は引けません(笑)。一緒にいたいし、ガンガン追いかけちゃいます。だから、今回演じたヒロインのように自分が身を引いてでも好きな人を応援する人には憧れますが、私自身は無理かな。忠犬ハチ公のように、好きな人に尻尾を振ってついていってしまうかと(笑)」
9月には、5人の子どもたちと結成したユニット『千眼美子withリトル・アンツ』名義の5枚目のシングル『バナナ』が発売。活動の幅を広げている。
「これまでいろいろな方と共演させていただきましたが、なぜか話が合うのは子どもが多くて。このミュージックビデオの撮影は人生でいちばん楽しかったですね。今までやったことのないジャンルに挑戦するのは怖くもありますが、音楽は好きなので楽しくやらせていただきました」
最後に、こんな本音も。
「テレビに出ている方たちはキラキラ輝いて見えて、本音を言えば、またテレビに出られたらいいなと思うこともあります。でも今は宗教家としての使命感を持って活動しているので、幸福の科学が関わる作品に出られることがうれしくてしかたありません。
コロナウイルスの影響で、今は世界中が“夜明け前”みたいな状況。そんな中『夜明けを信じて。』の主人公のように、努力によって状況を変えていける人は素敵だなと思うし、私自身もそんな人になりたいです。この映画を見て何か感じとってもらえたらうれしいですね」