『国立』に集まるのはやめよう
林さんによると『アラフェス』の“演出”はすでに始まっているという。
「特設サイトでのメンバーによる動画配信や、ライブのために開設された公式SNSなど、11月3日に向けた過程も楽しめるように工夫されています。ライブ当日だけというより、開催日までのコンテンツでファンのモチベーションを上げて、“嵐とファンの一体感”を作っていますね」
一方、特設サイトでは、コロナ対策や近隣への迷惑を避けるため、“『国立』に集まらないように”と、嵐からもお願いされているのだが……。
「“毎日通えば、会場から漏れる嵐の歌声を聴くことができるかも”と、ファン同士が協力してシフトを組んで、『国立』に通っているという話を聞きました」(前出のファン)
真相を確かめるべく、週刊女性は現場に直行。しかし、ファンらしき人影はなく、聞けたのは冒頭のような話のみ。しばらくすると、舞台装置などを積んだと思われるトラックが計30台、『国立』の中へ入っていった。
「今までは搬入口が開放されることすらありませんでした。“そろそろ嵐のライブ収録があるのかな”って話題になっています」(地元の女子高生)
近日中に収録が行われるのは間違いなさそうだが、いったいファンはどこへ?
「“音漏れ”を目当てに『国立』に行くことはないですよ。大勢のファンが集まり、コロナによるクラスターが発生したら、それこそ“嵐のせいで感染が拡大した”と世間から非難を浴び、彼らに迷惑がかかります。だから、“『国立』に集まるのはやめよう”とファン同士でも呼びかけあっています」(別のファン)
ファンの見事な結束力は、嵐が21年間で築いた賜物だ。