また優佳さんが、早々と“心の整理”をつけて、わざわざインタビューに応えたことにも理由がありそうだ。

「瀬戸選手は正式に処分を受けました。“奥さんが許しているんだから、これ以上彼が責められることは何もない。騒動はもう終わり”と、収束させたい瀬戸サイドの思惑がが透けて見えます。今でも金メダル候補であることは変わらず、事務所としてもまだまだ稼いでもらわなくては困る存在。

 ですが、本来ならば奥さんではなく、彼自身が会見を開いて謝罪しなければいけない問題。もう、来年の東京五輪で金メダルをとって、結果で周囲を納得させることしかできなくなりましたね」(前出・芸能リポーター)

6億円が動く国際リーグ

 一連の騒動を特集した10月20日のフジテレビ系『とくダネ!』で、小倉智昭がとある一件にも触れていた。

《本当にメダルを期待できる瀬戸選手には、出してあげてほしかったなという気持ちはあります》

開幕した「ISL」公式HP上の『東京フロッグキングス』チームには今も瀬戸選手の名前が
開幕した「ISL」公式HP上の『東京フロッグキングス』チームには今も瀬戸選手の名前が
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 小倉が「出してあげたかった」と話すのは、賞金総額6億3767万円を争う競泳の国際リーグ(ISL)のこと。世界最高峰の大会に初参加するのが、萩野選手ら代表クラスの選手がチームを組んだ『東京フロッグキングス』。世界の強豪と戦うリーグ戦は10月16日から予選が始まり、11月21日、22日を決勝戦を予定している。

 チームの“顔”である北島康介GMは10月18日、瀬戸選手について聞かれると「(ISLに)最後の最後まで連れて行く術を考えていた。彼の水泳人生が終わったわけではない。また戦うことを願って、戻ってこられるような場所を作っておく、とは伝えました」

 と、本人とのやりとりを明かし、復帰した際には変わらずチームの主力として期待を寄せている。

「ISLの公式HP上では各国のチームが紹介されていますが、『東京フロッグキングス』には今も“Daiya Seto”とメンバー登録されたまま。まさかとは思いますが、事態を収束させて世間の反応を見計らって、11月の決勝リーグで“電撃復帰”、なんてことはさすがにないとは思いますが(苦笑)。なんせ莫大(ばくだい)なカネが動くリーグですからね。ちなみに、このISLはテレ朝のCSチャンネルで生中継されます」(広告代理店関係者)

 金メダルを期待されるようになった瀬戸選手の周囲では、本人の知らないところで大金も動いていたのか。