今回のターゲット:藤原紀香、平子理沙、檀れい、稲森いずみ
「もうすぐ50歳の藤原紀香、若見えの秘訣と同世代女性芸能人との違いは?」

回答者:美容整形外科『高須クリニック』 入谷英里医師

イム子:50歳になるとは思えない美貌の藤原さんですが、分析するとどのあたりが“若見え”ポイントなのでしょうか?(20代、30代と現在の写真を見せる)

入谷先生ズバリ顔の輪郭です。丸顔で頬骨が高く、エラも少しある。この骨格がいわゆるテントの骨部分になるので、上に張っている皮膚をピンと張ることができる。シワやたるみという点で考えると、とてもいいお顔のラインだと思います。骨がしっかりしているので横顔もシャープに見えます。

藤原紀香(写真右から1998年・26歳、2009年・38歳、2015年・44歳)
藤原紀香(写真右から1998年・26歳、2009年・38歳、2015年・44歳)
【写真】ピンクヘアーでウインクする49歳の平子理沙

イム子:骨! マネできない部分じゃないですか~。では、もし私が“紀香フェイス”をマネするならどんな施術がありますか?

入谷先生ヒアルロン酸を注入する方法でしょうか。以前、神田うのさんがヒアルロン酸注入は「整形ではなく“エチケット”」とおっしゃっていましたが、例えばこめかみや頬など、加齢によりしぼみがちな箇所に入れることで、ふっくらとハリのあるお顔が作れます。

イム子:ヒアルロン酸ですか! なるほど。それに藤原さんは食生活や運動に対してもストイックですしね。体内から若いのかも。

入谷先生:確かに生活習慣は蓄積され、今までやってきたことが顔にも体形にも現れるものです。

プチ整形は、もはや“エチケット”

イム子:ギクッ! 私のお酒のあとのラーメンもいつか表面化するのかしら……。でも、さすがの紀香様といえど、やはり20代に比べたら少し変ったでしょう?

入谷先生:それは当たり前にシワなど出ていると思います。しかし同世代の、例えば稲森いずみさんなどに比べると圧倒的にシワも少ないかなと。

イム子:シワも驚くほどないですね。そういえば藤原さんご本人も、2015年にブログで「ヒアルロン酸注入などのプチ整形もやったことがない」と整形疑惑を否定しています。ノー整形でここまで若さを維持されているなんて、スゴイのひと言しかないです!

入谷先生:しかし、先ほどの神田うのさんの言葉どおり、ヒアルロン酸やボトックスなどのプチ整形くらいは整形ではなく、もはやエチケット。これから気になる箇所が生じたら、受けられてもおかしくないと思いますよ。