伊藤健太郎逮捕、各局はどう扱った?
●『グッとラック!』24分
いちばんあっさり 志らくが暴走
各局イチ短く扱っていたのが『グッとラック!』。
「アンミカが“伊藤さん”呼びしていたので局側は責めない方向なんだろうなと思いました(笑)。田村淳も“気配りできる子だった。パニックになってしまったのだろう”的なコメント。続いて上地雄輔も“もったいない”などという始末」(ワイドショーウォッチャー)
パニックになり、しょうがなかったという流れをぶったぎったのが司会者・志らく。
「伊藤のニュースが終わりかけたころに突然、“(人をはねたら)大丈夫か? と思うのが普通!”などと蒸し返し、周囲を困惑させていました」(同)
●『スッキリ』27分
加藤、春菜のふんわりしたコメントで締めた
「冒頭から電話出演した井上公造氏が前事務所とのトラブルを語るなど、ぼろくそに叩く方向かと思いきや、スタジオに切り替えた途端トーンダウンしましたね」
とワイドショーウォッチャー。続けて、
「司会の加藤が罪をさんざん責めた最後に“直接会った自分としては本当にいい子だと思う”と謎の擁護をして、春菜もそれに同調。最終的にリモート出演の犬山紙子氏にふって、犬山氏は伊藤のことには触れず、'09年のひき逃げの話をし始めました。何を見ているんだろうという印象」
●『とくダネ!』34分
交通事故鑑定人が飛び出した
ひと味違う切り口を見せていたのが『とくダネ!』。
「“交通事故鑑定人”という識者を登場させて交通ルールがメインの報道でした。交差点は直進車が優先、だとか……」(ワイドショーウォッチャー)。
続けて、損害賠償の金額予想などが繰り広げられた。
「フジは『とんかつDJアゲ太郎』スポンサーなので、伊藤のことにはあまり触れたくなかったのかなと思ってしまいました」(同)
伊藤の話題が34分続いたあと、過去のひき逃げ事故遺族のドキュメントに切り替わる。
●『モーニングショー』32分
玉川、一茂が持論を展開
「“被害者の方がいらっしゃるんです。お金の話とか罪の重さの前に若い女性でしょ? それは傷になるわけだからその責任は必ず負わなければいけないです。まずそこです”と玉川氏の忖度しないコメントがいい塩梅でしたね。長嶋一茂も逃げたことを強調して責めていて、テレビ朝日は伊藤健太郎に忖度ないのかな、と思いました(笑)」(ワイドショーウォッチャー)
事故現場からの生中継やドライブレコーダーの映像を紹介するなど客観的な見方が目立った。
「1番フラットな報道をしていたと思います」(同)
さすが視聴率No.1!