コロナでデビュー年が台無しに
デビューを果たした2020年、彼らはつくづく運から見放されている。
前身グループから2012年に結成され、主に滝沢秀明の舞台でバックを務めてきたSnow Man。名付け親もタッキーだ。長らく下積み期間を経たあとに新メンバー3人を加えて、2020年1月にようやくデビューを勝ち取った9人。同時デビューした『SixTONES』との“合作”CDは、累計180万枚に迫る大ヒットを記録し、その勢いのまま3月にお披露目を迎えるはずだったーー。
「ところが、海外も含めたデビューコンサート公演が全て中止となった。言わずもがな、コロナ感染拡大の影響です。さらに“泣きっ面に蜂”とでも言いますか、4月にリーダーの岩本照が『フライデー』に未成年との飲酒を報じられて芸能活動自粛。コロナとは関係ありませんが、過去の失態を蒸し返された格好でした(苦笑)」(芸能リポーター)
それでも、10月に発売された2ndシングル『KISSIN' MY LIPS/Stories』は100万枚のミリオンセールスを達成し、10月22日から4日間、計9公演の“振り替え”デビューコンサートとなるライブ配信も完走。思うことも多々あったのだろう。メンバーらの多くが涙を見せる場面が印象的だった。
「2020年をもって活動休止となる『嵐』を継ぎ、“ポスト嵐”とも呼ばれるSnow Man。2021年の元旦に、冠番組が放送されることからも事務所からの期待の大きさがうかがえます。不運に見舞われた今年の最後に、なんとか感染者、濃厚接触者を出すことなく、多くの老若男女が視聴する国民的番組の紅白で“日の目”を見せてあげたい」(レコード会社関係者)
12月18日に放送されたフジテレビ系の密着番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』出演した9人。宮舘はデビューコンサートが中止になったことに対し、熱い思いを語っていた。
《今までいろんな経験を経て、いろいろな辛いことも乗り越えてきたSnow Manだからこそ、もう1枚分厚い壁がやってきた。そこを打ち壊せないようじゃ、今後も負けてしまう気がする》
今一度、壁を打ち壊してほしい。