1月19日、アイドルグループ・NiziUのメンバーたちが、成田空港から韓国に向けて出国していた。
「1月25日に『文春オンライン』が報じた記事によると、彼女たちにとって“本場”である韓国でMV撮影や楽曲制作を行うために渡韓したそうです」(スポーツ紙記者)
緊急事態宣言下に海を渡ることとなったNiziUだが、昨年は大活躍だった。
「韓国のJYPエンターテインメントと日本のソニーミュージックによる合同のオーディション企画『Nizi Project』を勝ち抜いた9人で結成。K-POPの要素を取り入れたパフォーマンスが売りで、プレデビュー曲『Make you happy』の“縄跳びダンス”は大流行しましたね」(音楽ライター)
NiziUもデビューまでには2年弱の年月がかかった
その立役者が、彼女たちの“生みの親”であり韓国を代表する音楽プロデューサーのJ・Y・Park氏。彼はNiziUの成功で満足することなく、早くも次の野望に向けて動き始めているという。
「昨年10月6日、日テレ系の『スッキリ』で今後の展開について言及。加藤浩次さんが“アメリカ版の『Nizi Project』が進んでいるという話は本当ですか?”と聞いたら、“はい。アメリカの『Nizi Project』と日本の男性の『Nizi Project』のなかでどっちを先にするか決まっていません”と“男性版NiziU”の計画を明かしたんです」(テレビ誌ライター)
コロナ禍でスケジュールは未定としながらも、「男性のみなさん、準備してください!」と呼びかけていた。
「今年4月にも、オーディション情報が解禁されるという話があります。'22年には男性グループをデビューさせると聞いていますよ」(前出・音楽ライター)
NiziUはデビューまで、どれくらいかかったのか。
「'19年2月7日に情報が解禁され、オーディションは7月中旬から。東京合宿や韓国での半年に及ぶトレーニングを経て、'20年6月26日に最終メンバー9人が決定しました。正式なデビュー日はさらに半年後の12月2日ですから、1年10か月を要しています」(同・音楽ライター)
期待は膨らむが、実現に向けて不安な要素も……。
「当初、NiziUは日本より先に韓国でデビューするはずだったんですが、日韓関係の悪化により韓国国内でバッシングが起きてしまい急きょ白紙に。日韓混成メンバーのTWICEやIZ*ONEは韓国でも受け入れられていますが、NiziUは日本人だけで構成されているので、それほど支持を得られていません」(レコード会社関係者)
同じ失敗を繰り返さないため、戦術の変更も検討されているという。
「男性版のプロジェクトでは、韓国人もメンバーに入れることが考えられているようです」(同・レコード会社関係者)
NiziUのブレイクを超えるようなスーパーグループが生まれるかも!