「秋篠宮さまはお誕生日会見で結婚を認められたものの、家同士の問題である婚約は別だとおっしゃっています。小室圭さんサイドに向けて金銭トラブルに関して“見える形で対応してほしい”というボールを投げられており、アクションを待っている状態です。
その直後に行われた宮内庁の定例会見でも、長官から“(小室さん側が)説明責任を果たすことが重要だ”という異例の発言も飛び出しました」(皇室担当記者)
“何らかの対応”を迫られている小室さん側にさらなる追い打ちが。
2月23日の天皇誕生日に際して事前に行われる陛下の記者会見で、眞子さまのご結婚についての質問が宮内記者会から問われる予定なのだ。
「結婚を認めるのか」両陛下に批判が及ぶ可能性
「具体的なことはおっしゃらず“見守っていく”といったご回答になるでしょうが、事前に提出された質問がすべて終了した後、その場で記者から問われる関連質問は“アドリブ”でお答えになる。陛下の本音が垣間見えるかもしれません」(宮内庁関係者)
象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院の准教授・河西秀哉さんも、天皇誕生日の質問に驚きを隠せない。
「昨秋、眞子さまが公表された文書に“両陛下もお気持ちを尊重してくださっている”という文言が記されたことで、両陛下までもが結婚問題に巻き込まれた形となりました。
眞子さまは、内親王としてのご自覚が強いといわれていますし、天皇の名前を出すことの重みは十分理解されているでしょう。そのうえで書かれたということは、ご結婚に対するお気持ちがそれほどお強いということだと思います。
もし、陛下のお誕生日会見で眞子さまのご結婚を肯定された場合“天皇は結婚を認めるのか”といった、国民からの批判が起こる可能性も否定できません」
皇室全体を巻き込む事態に、秋篠宮ご夫妻は責任を重く感じられていることだろう。ただ、殿下は「父親としての葛藤も抱えておられた」と、ある秋篠宮家関係者が明かす。
「結婚問題が日ごとに大きくなる中、周囲には“破談にするべきでは”と進言した人もいました。しかし殿下は“無理に破談させたら、娘の心に一生ものの傷がつく”とおっしゃっていたそうです。大問題に発展した責任を感じながらも、眞子さまのお気持ちを尊重されていたのです」
秋篠宮ご夫妻が思い悩まれていたのは、過去に下した“2つの決断”が関係していると、この関係者が続ける。