ジャニー喜多川さんも自らの哲学をこう語っていた。

“18歳までに基礎を教えれば育つ”というのがぼくの信念。才能を磨いて輝かせるのがわれわれの仕事です》(『女性自身』1992年8月18日号)

ジャニーズ 託されたタッキー

ジャニー喜多川イズム”を受け継ぎ、ジャニーズ事務所の将来を託されたのが滝沢秀明だ。

1998年、当時はジャニーズJr.を牽引していた滝沢秀明
1998年、当時はジャニーズJr.を牽引していた滝沢秀明
【写真】帝国を築いたジャニー喜多川さんの素顔と、花が絶えないお墓

「滝沢さんは2018年9月に『タッキー&翼』での活動を終了し、同年のカウントダウンライブで芸能活動を引退。2019年9月には事務所の副社長に就任して、さまざまなグループのプロデュースを行っています。いろいろな変革も行い、規律を厳しくしたので、若いメンバーには緊張感が広がっています」(前出・スポーツ紙記者)

 今年1月には、Jr.に“定年制度”を導入することを発表した。

原則的にJr.は事務所との合意がなければ22歳で活動停止になります。デビューできずに、ずるずると年をとっていく状況はよくないと考えたようですね。現在のJr.は200人以上の大所帯なので、何らかの対策は必要でした。かつてジャニーさんの“個人事務所”でしたが、今や大卒の新入社員もいる一大企業の株式会社ですから」(前出・ワイドショーデスク)

 “滝沢改革”によって、ジャニーズ事務所の新時代が築かれていくはずだ。