夫、舅、姑による理不尽な仕打ちに耐え続ける嫁。そんな監獄のような家から逃れられない彼女を見守る隣人たちはみな、計り知れない深い影を背負っている──。
漫画家歴50年以上、世界に認められた
作者が贈る話題の新作
「レディコミの女王」として知られるベテラン漫画家・井出智香恵さんの最新作『明日には愛の光』が、週刊女性誌上で連載中。「サスペンスの王道!」「これこそ読みたかった井出智香恵作品!」と、連載当初から各方面で話題となっている。
73歳にして、いまだ現役を続けている井出さん。漫画家歴は50年以上、描いた枚数はおおよそ10万枚以上。初期作品の絵柄がグッチのコレクションに採用されたり、大英博物館の漫画特集の際にメインに飾られたりと、世界的に認められている。
また、井出さんといえば、嫁姑の壮絶な争いを描いた作品『羅刹の家』(週刊女性で連載)でも知られ、ドラマ化されたことも。
「いつまでも現役で描き続けたいという思い、そして私生活でも波瀾万丈だったことが、作品への原動力となっている」
と井出さんが語るように、人間の喜怒哀楽の基準は社会がある限り普遍的なものでもある。
悩める人々すべてに「明日には愛の光」が差し照らすことを願ってやまない──。