「4月8日に行われた宮内庁の定例会見で、西村泰彦長官は今回の新しく出された文書を“非常に丁寧に書かれている”と絶賛しました。小室圭さんの母親と元婚約者との間にある金銭トラブルに関する事実関係、トラブル発覚後に行われた話し合いなどの経緯についても“理解ができた”と発言したのです」(宮内庁関係者)
秋篠宮家の長女・眞子さまと婚約が延期されている小室圭さんが、A4サイズで28枚にわたる新たな文書を公表した。文書の概要が4枚、文書本体が24枚で、全28枚。主に、婚約延期の原因となった金銭トラブルに関する説明などが記されている。
「公表される当日まで、テレビや新聞社などが所属する宮内記者会も、今回の文書ついて把握していませんでした。突如“小室さんの代理人弁護士から文書が発表される”という情報が駆け巡りましたが、一部の宮内庁職員しか文書を入手しておらず、内容がいっさい入ってこない記者たちは大あわてとなったのです」(同・前)
小室さんの“味方についた”
小室さんは'19年1月にも代理人を通して、金銭トラブルへの見解に関する1枚の文書を公表している。
「今回の28枚の文書の中で、‘19年1月に出した文書内で金銭に関することは“解決済みの事柄である”と主張しているという報道は誤解であると説明。さらに、元婚約者からわたった金銭に対する経緯や見解、'19年5月から始まった代理人同士の話し合い、昨年の11月末に『週刊現代』で元婚約者が独占告白した内容に関する反論などが、詳細に記載されています。28枚の文書の中には、本文内容を補足するための“脚注”も38か所、計13ページにのぼっており、まるで“論文”のような体裁で構成されています」(皇室担当記者)
このタイミングで“大作”を発表したのには理由がある。
「秋篠宮さまは昨年11月に行われたお誕生日会見で秋篠宮さまは小室さんサイドに、金銭問題について“見える形”で対応することが必要だと述べられ、その翌月には小室さんの代理人弁護士が宮内庁長官と面会し、“説明責任を果たすべき”だと伝えられました。
そういったことから、小室さんサイドは今年の早い段階での対応を模索したところ、当初は1月に予定されていた新年行事の『歌会始』の終了後に文書を公表する予定だったそうです。しかし、『歌会始』がコロナ禍で延期されていたことで先延ばしとなり、3月26日に同行事が終了したこの段階で公表に至りました」(秋篠宮家関係者)
冒頭に記述した定例会見で、西村長官は「小室さんの理解者になった」といった主旨の発言も。眞子さまとの結婚に対する障壁が1つなくなったと言える。
「記者から“秋篠宮さまが求められた説明に一定の対応を示したのでは”という意見が出ました。その際、西村長官は今回の文書の最後に書かれた《いろいろな事情があったのだということを理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです》という部分を引用し、“私はその1人で、理解をいたしました”と、小室さん側の味方についたことを言及したのです」(前出・宮内庁関係者)
秋篠宮ご夫妻は、今回の“小室論文”をご覧になり、納得されるのだろうか――。