外見だけでなく、インナーケアも

イム子:ヒアルロン酸を硬さで使い分け! これはドクターだからできる提案ですね。ヒアルロン酸=シワ改善という印象でしたが、輪郭にも有効とは。ところで、平子さんの若いころと現在の顔を比較すると、どのような変化が見られますか?

平子理沙(2010年・39歳、2015年・44歳、2021年・50歳※インスタグラムより)
平子理沙(2010年・39歳、2015年・44歳、2021年・50歳※インスタグラムより)
【写真】20代から50歳の現在まで、平子理沙の顔の変遷

入谷先生20代の自然なハリに比べて、30代後半から40代はチークと唇が不自然に膨らみすぎたようにも見えましたが、50歳の現在は落ち着きを取り戻した感じがしますね。お肌のコンディションもいいと思います。しかし平子さん、さらにオンリーワンの域に入っている気がしますね!

イム子:確かに、他の50代女優などと比較すると、ヘアメイクやファッションがなかなか個性的……。

入谷先生お顔も大事ですが、年齢とファッションのバランスも大事ですからね。さらに、50代になると閉経などによる女性ホルモンの変化も気になるところです。この辺りの年齢からガクンと老け込む方も多いので、これからの平子さんにはインナーケアもぜひおすすめしたいですね。

イム子:顔の次は体内の美化と! オススメの施術などあればお教えください。

入谷先生:お顔は「水光注射」でハリを出し、高周波を肌にあてる「サーマクール」でたるみをナチュラルにケアするのがいいでしょう。他に、水流でやさしくピーリングする「ハイドラフェイシャル」や光治療の「フォトフェイシャル」などで美肌ケアをするのもおすすめです。またボディケアとしては、膣周りにも深く関係する骨盤底筋のケアができてスリムアップ効果もあるテスラフォーマーがいいかも。引き続きアクティブで、美しく年齢を重ねた平子さんが見たいですね!


今回お話を伺ったのは…
入谷英里先生
杏林大学医学部卒業。昭和大学臨床研修センター、昭和大学形成外科、美容外科クリニックを経て2013年より『高須クリニック』に勤務。東京院・横浜院を担当し、女性医師の目線からアンチエイジングから女性器の悩みまで、幅広い相談に応じている