芸能人がいかに名前を大切にしているか。そして、名前がいかに人の運命を大きく左右するかということが、さまざまな改名事情から見えてきたのではないだろうか。なかやま先生によると、最近はキラキラネームの流行などにより、名づけに後悔した一般人からの改名相談も増えているそうだ。

 読者のなかには、ここで挙げた改名例に照らし合わせ、「自分は運勢的によくない名前だったのか」と心配になった人もいるかもしれない。しかしなかやま先生は、戸籍の名前にこだわる必要はないという。

名前の漢字を少し変えたり、ひらがな表記にしたりすることで、総運の数字が変わり、運が開けることがあります。公的な書類はともかく、日常では新しい名前の表記をどんどん使ってみましょう。戸籍の名前はそのままでも、十分運気アップにつながりますよ

 また、SNSで使うハンドルネームの改名もおすすめとのこと。

SNSのハンドルネームで気をつけることは?

「毎日のように使うSNSだからこそ、いいハンドルネームをつけることがとても大切です。特に注意すべき点は、

●総運、内運ともに、末尾の数字が0にならないこと
●危険な暗示のある6つのかな文字「き、キ、と、ト、ル、サ」を使わないこと

 のふたつ。姓名判断の本などを参考に、縁起のいい漢字などを使うのもよいでしょう」

 名前がもつ力を上手に使って、運を引き寄せよう!

チェック!
●総運:姓と名のすべての画数を足した数字。一生の運勢を暗示する、姓名判断においてもっとも重要なもの
●内運:姓の最後の一字と、名の最初の一字の画数を足した数字。内なる性格を表す。
●画数の数え方:姓名判断では、略字ではなく「正字」を用いる。たとえば、「沢」は「澤」の17画。「広」は「廣」の15画として数える。そのほかの字についても、漢字辞典などで正しい画数を調べよう。

『名前で人生は9割決まる』著=なかやま うんすい(自由国民社刊)この本で改名のすべてがわかる!
【写真】改名して運気アップした? 直撃時のいとうまい子がきれい
なかやま・うんすい●40年以上にわたって10万人以上の姓名を鑑定。現・千葉ロッテマリーンズの井口資仁監督など、多くの著名人の改名に携わる