《HAPPY MOTHER'S DAY いつもありがとうございます》

 5月9日の「母の日」、Cocomiが自身のインスタグラムで母・工藤静香に感謝のメッセージを送った。

 2001年5月に第1子となる長女・心美(Cocomi)を出産してから今年で20年、静香もまた母親として“成人式”を迎えたわけだーー。

 言わずと知れた国民的スター・元SMAPの木村拓哉の妻であり、今や最も注目される芸能人姉妹となったCocomiKoki,を支える母親でもある静香。

《結婚します。入籍はまだです。(オメデタという話は)事実です。(工藤静香からは)“授かったよ”と。(パパになる気持ちは)それはなってみないとわからないです》

 2人が夫婦になったのは2000年12月。先駆けて行われた報告会見では静香の妊娠も明かした木村。当時、人気絶頂期にあった“キムタクのできちゃった婚”に世間は騒然とし、ファン女性からも悲鳴が上がった。

 そして結婚はもとより、ファンらを愕然とさせたのは相手が“工藤静香”だったから。当時を取材したスポーツ紙芸能デスクは「不釣り合いな2人に見えた」と話す。

「静香さんは、もともと万人受けするとは言い難いヤンキーキャラでアンチも多かった。当時、元『光GENJI』の諸星和己や『XJAPAN』のYOSHIKIとの交際も囁かれていました。かたや、キムタクはファン公認とされていた“かおりん”との一途な愛を貫いており、そのまま結婚するものだと思われていましたからね。

 キムタクの結婚報告を受けて、当時は実際に静香さんのディナーショーが行われる会場に爆破予告や殺人予告の手紙が送られるほどの事態に。そして“キムタクの妻”になった彼女はもちろん、キムタクにも“見る目がない”などと心ない言葉が浴びせられたのです」

ママ友に「ウチは普通かな〜」

 好感度やイメージが重要視される芸能人で、ましてや女性ファンが多いアイドルならばなおさらのこと。そこで静香は夫を守るために“身を引く”ことを選ぶ。

「結婚翌年に長女のココちゃん(2001年5月)、そして光希ちゃん(みつき・2003年2月)が生まれたこともあって“主婦”になることを選んだのです。今では出産してすぐに仕事復帰するママタレントも多いですが、当時の静香さんは出演オファーがあったにもかかわらずほとんど断っていたといいます。

 さらに、お嬢さんたちが通う学校でできたママ友たちには、“う〜ん、ウチは普通かな〜”とキムタクに関する詳細は語らなかったそう。それこそ、隠れるように生活して“キムタク”ブランドを守ってきたのです」(木村家を知る芸能関係者)

 中学生から芸能活動をスタートし、常にスポットライトを浴びてきた彼女にとって、隠れながら家庭を守る“主婦業”は想像以上のストレスだったことだろう。