「この困難な時代に、少しでも人の気持ちに寄り添う、希望を感じられる作品、アルバムになればと思って作りました」
悲しみを希望に変えてくれる
氷川きよし(43)の新アルバム『南風吹けば』(6月8日発売)の詳細が明らかに。ジャケット写真は、青空の中で白シャツ姿というさわやかさ。演歌・歌謡曲を主体としたアルバムは、1年半ぶりとなる。
ヒット中の最新シングル『南風』はもちろん、『筑後川』『みちのく恋女』など、自然災害に遭った人を慮る曲も多い。全12曲。うち既発曲(3曲)は、氷川こだわりのチョイスとなっている。
「今だからこそ、伝えたい作品です。『そこまで春が…』は亡くなってしまった人に対する感謝や、そばにいてくれた人に対する感謝が表現されていて、すごく心が温かくなる楽曲。『出発』は、いろんな悲しみを希望に変えてくれる曲だと思います」
さらには、永遠の愛を歌った『千年先までも』、湯川れい子作詩による『紫のタンゴ』、前向きな思いを詰め込んだ『星空のメモリーズ』など、幅広いラインナップとなっている。
「聴いていただくと、“よし頑張ろう”って思ってもらえる内容になったんじゃないかなと思います」
氷川の真心、そして演歌の神髄に触れられる――。
6月8日(火)発売『南風吹けば』全12曲。発売/日本コロムビア
【Aタイプ】初回完全限定スペシャル盤。CD+DVD。3364円+税
【Bタイプ】通常盤。CD。2909円+税※写真はBタイプ