そしてもう1つ、殿下には頭を悩ませる案件が─。
「皇室行事」を盾に今秋の結婚を阻止か
「新型コロナの影響で延期されていた『立皇嗣の礼』の関連行事である三重県の『伊勢神宮』や奈良県の『神武天皇山陵』への訪問を検討されているのです」
そう明かすのは、ある皇嗣職関係者。
「本来であれば'20年4月に予定されていましたが、新型コロナの感染拡大が懸念されたことから、参拝はいったん見送られていました。
とはいえ、『立皇嗣の礼』から7か月以上も経過しており、東京五輪より前にすませたいとのご意向もある。現地の警備体制や下見もすでにすんでいるそうで、7月中旬の参拝が検討されています。
ただ、コロナの感染者数が減少しない中、県をまたぐ移動で国民感情を刺激したり、沿道に人が集まって集団感染を引き起こすリスクがあるので、訪問時期を五輪終了後の秋にスライドする可能性が浮上しています」(同・前)
秋といえば、眞子さまと小室さんの結婚時期と重なる可能性があるが─。
「秋篠宮さまにとってはむしろ、秋に訪問するほうが好都合なのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
いったい、どういうことか。
「眞子さまと小室さんは“結婚式や関連儀式の詳細を国民に明かしたくない”との思惑があるほど、国民の視線を気にされていると聞いています。
しかし、秋篠宮ご夫妻が秋に三重と奈良を訪問されることで、東京五輪に向いていた国民の視線が秋篠宮家に戻り、結婚問題への批判も再燃することでしょう。ひっそりと結婚関連の儀式や婚姻をしたいのであれば、『立皇嗣の礼』の一連の行事から時間を置かざるをえなくなります。
秋の結婚はやむをえず見送られ、年末年始は皇室行事が立て込むため、結果的に来年2月以降まで“結婚を阻止”できるのです」(同・前)
まだ愛娘の結婚に納得できない父は、決意の“伊勢参り”で最後の意地をお見せになるのだろうか─。