とはいうものの、慎吾ちゃん効果で映画化までされた同作。興行収入は8億円と大ヒットとまではいかないが、出演者の振り切ったコメディー演技は高く評価された。
3位は、『怪物くん』('10年、日本テレビ系)。嵐の大野智が怪物ランドのプリンス・怪物くんを演じ、共演のフランケンにはチェ・ホンマン、オオカミ男に上島竜兵など脇のキャストは原作そのものとも言われたが……。
「怪物くんって子どもでしょ? 大野くんは当時もうすでに30代。おじさんが怪物くんって」(40代・女性)、「子ども向けドラマだと割り切って見ていたけど、それにしても大野くんじゃないんだよなぁ」(30代・女性)。「怪物くんは天真爛漫のおぼっちゃまなのに、大野くんの怪物くんはヤンキーの兄貴分みたいなキャラで別物だった」(50代・男性)
連続ドラマ終了後は映画化もされた同作。原作とは別物として見れば愉快痛快?
なぜ? イメージと違うキャスティング
4位はまたまたジャニーズの丸山隆平(関ジャニ∞)主演の『地獄先生ぬ~べ~』('14年、日本テレビ系)。原作は『週刊少年ジャンプ』で連載されていた人気作だが、
「(当時流行していた)妖怪ウォッチに便乗しすぎ」(30代・女性)、「小学校の舞台設定をなぜわざわざ高校に改変したのか。主演(丸山)の棒読み演技にカタコトの韓国人(知英)などキャスティングもひどかった」(40代・男性)
あまりのクオリティーに番組ホームページに特設された公式掲示板は炎上。ある意味、伝説の作品となっている。
5位は映画『進撃の巨人』('15年)。'09年から別冊『マガジン』に連載されていた同作は今年4月に完結。今でも世界中のファンから愛されている。人間と巨人との戦いを描いた同作(映画化当時のあらすじ)だが、キャスティングどころかストーリーの改変が多かったようで……。
「強くて寡黙で黒髪が美しいヒロイン・ミカサが水原希子とはひどすぎる。ハーフ顔じゃん」(30代・女性)、「ミカサが特にひどい。性格が変わって別人になっている」(40代・男性)、「1番人気のキャラ・リヴァイ兵長が出てこない進撃なんてありえない。リヴァイ兵長に似たシキシマ隊長という謎キャラを長谷川博己さんがやっていたけどなんか違う」(40代・女性)、「エレンの怒りの衝動のもとは母親が巨人に殺されたこと。そのシーンがないからエレンがなぜ強く巨人を憎むのかがわからない」(30代・男性)