ただ、ご一家の近況や内情を国民が知ることのできる、唯一の貴重な機会がある。
「秋篠宮ご夫妻のお誕生日です。宮内庁担当の記者会から、事前に質問がいくつか提出され、殿下は会見、妃殿下は文書で回答されます。紀子さまのお誕生日は9月11日。今回は東京オリンピックとパラリンピックを挟んでいるからなのか、すでに先日、紀子さまへのお誕生日に際する質問が宮内庁サイドに提出されました」(皇嗣職関係者)
誕生日会見は皇室の“公式記録”としての回答
今年も当然のように、眞子さまの結婚問題に関連する質問が盛り込まれたそう。
「“この1年の振り返り”と“悠仁さまの進学とご家族の近況”、そして“眞子さまの結婚の見通し”の全3問。
今回注目すべきは、質問文に“小室さんの母親と元婚約者の男性との金銭トラブル”という文言が盛り込まれ、それを含めたご感想を求められている点です。これまでは“小室家をめぐるさまざまな報道”とか“今いろんなところで話題になっていること”という表現にとどまっていました。しかし、今年は質問文に具体的な文言が記載されることで、紀子さまは、はっきりと金銭トラブルに言及されることになります」(同・前)
金銭問題の当事者は佳代さんなので実質上、紀子さまは公で初めて佳代さんに言及されることになる。
「今回のご回答は、そうとう悩まれているでしょうね。そもそも、お誕生日質問は宮内庁のHPに記載されるだけではなく、皇室の公式記録としても残るもの。眞子さまの降嫁先に金銭問題があったという“汚点”が、皇室の歴史に一生残り続けてしまいます。
なんでも金銭トラブルが発覚した当初、詳細を説明するために秋篠宮邸を訪問した佳代さんは“皇室でお金をサポートしてもらえないか”と、信じられない提案をしたそう。
そして先日報じられた佳代さんの告白の件で、紀子さまによる佳代さんへの不信感は募りに募っておられます。
眞子さまは今秋、もしくは来年初めには結婚されるといわれています。佳代さんへのお気持ちを公にされるのは最初で最後となる可能性が高く、強い表現で批判されることも十分考えられます」(前出・宮内庁関係者)
佳代さんとの“最終対決”で、紀子さまはどんなおことばを綴られるのか─。