「新・昆布水」の作り方&アレンジレシピ
日本人の食に欠かせない昆布、緑茶、梅干しで簡単&おいしい健康食を! 冷蔵庫に常備すれば、夏バテ、夏太り、感染症予防の強い味方に。
緑茶昆布水
<材料>
昆布…10g
水…1リットル
緑茶ティーバッグ…ティーポット用1個
<作り方>
(1)容器に昆布、緑茶ティーバッグを入れ、水を注ぐ。
(2)冷蔵庫で一晩浸け込む。保存は冷蔵庫で1週間。
梅昆布水
<材料>
昆布…10g
水…1リットル
梅干し(大)…3粒
<作り方>
(1)梅干しの種を除いて包丁やフォークで細かくたたく。
(2)容器に昆布、1を入れ、水を注ぐ。
(3)冷蔵庫で一晩浸け込む。保存は冷蔵庫で1週間。
梅昆布水を使って…梅昆布にゅうめん
<材料>
そうめん…1束(50g)
梅昆布水…1と1/2カップ
白だし(希釈用)…大さじ1
梅干し…1個
<作り方>
(1)耐熱容器にそうめんを半分に折って格子状に入れ、梅昆布水を注ぐ。
(2)ラップをふんわりとかけて(耐熱保存容器などを使用する場合はフタを上にのせればOK)電子レンジで3分加熱する。
(3)ざっと混ぜて白だしを入れて器に入れる。梅干しを添える。
「飲みうがい」を習慣に!
感染から10分で細胞の中に侵入するといわれているウイルス。それを防ぐためとはいえ、10分おきにうがいをするのは大変! そこで秋津先生がオススメするのが飲みうがい。
「昆布水を卓上に置いて、10分おきにちびりちびりとひと口飲むだけ。液体がのどに付着したウイルスを洗い流し、胃に到達。強力な胃酸で大抵の病原体は死んでしまいます。特に抗菌作用の高いカテキンを含む緑茶昆布水や、わずかな塩分で粘膜への浸透がよい梅昆布水は飲みうがいに最適ですよ」
こんなにもある「新昆布水」の健康効果
(1)腸の蠕動運動を促し便通改善
(2)腸内環境を整え免疫力UP
(3)血糖値、血圧の上昇を抑える
(4)悪玉コレステロールを減らし血液サラサラに
(5)肥満、生活習慣病の予防に
(6)うまみが唾液分泌を促進し消化をサポート
(7)自然な塩分とうまみで減塩がかなう
教えてくれたのは……秋津嘉男先生●秋津医院院長。下町の一次医療を担う総合内科専門医として信頼を集める。テレビ出演、著書も多数。『免疫力があがる「昆布水」レシピ』(高橋書店)の監修に携わる。