「この“否定”は宮迫さんにとって大きな痛手」とは大手芸能プロ・マネージャー。

「大崎会長にあそこまで強く言われては、社内で宮迫さんの復帰話ができるはずもなく、『雨上がり決死隊』存続の“最後の砦”となっていた蛍原さんも陥落せざるをえなかったということ。そもそも、何かと番組内で宮迫の居場所を守ろうとするなど、絶えず“コンビ愛”を保っていた蛍原さんの一方、宮迫さんは“自分の復帰”しか頭になかったように見えました。

 ユーチューバーデビューした時もそうですが、宮迫さんからはなんの事前相談もなく、“こういうことするから、一応、報告な”と済ませていたそう。1分にも満たない事後報告のみで、自分勝手に物事を進める相方に“なんで、俺ばっか『雨上がり』守ろうとしてんねやろ”と、蛍原さんの気持ちも冷めていったのかもしれません」

俺がいないとお前も困るだろ

 昨夏には2人きりの話し合いも行われたというが、事業がうまく回り始めた宮迫とはついぞ話が噛み合うことはなかったのか。

「もしも、あの温厚なホトさんが“三行半”を叩きつけたのなら、宮迫さんのことですから人気ユーチューバーとしての稼ぎは守りつつ、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などの人気番組には『雨上がり』として出演したい、とでも言ったんじゃないかな。

 宮迫さんはどこか“俺がいないと困るだろ”と見下していた部分もあったと思うし、ホトさんも以前より“『雨上がり』があるのは宮迫のおかげ”とも話していました。でも、宮迫さん不在でも番組は回るし、むしろホトさんの面白さが再認識されたと思いませんか?  残念ですが、今の『雨上がり』にとって解散が最善の選択なのかなと」(放送作家)

 8月17日の午後8時、吉本の公式YouTubeチャンネル、ネット配信コンテンツのABEMA TVにて『アメトーーク・特別編』が配信され、2人から解散の経緯などが伝えられる。最後の共演で、ふたりが語るのは感謝か、それともーー。