フィギュアスケーターの織田信成が4月10日、『ぽかぽか』(フジテレビ系)に出演したのだが、その号泣ぶりが話題を集めている。
「この日、織田さんは中学時代の同級生で、妻の茉由さんと夫婦出演を果たしました。ただそんな彼はオープニング、自身の経歴をまとめたVTRを見ながら、いきなりボロ泣き。しかもVTRが終わった後も涙が止まらず、『いい人生を歩ませていただきました』と、ひとり感動に浸っていました」
最初から感極まってしまった織田に、いきなり追いつけなくなった視聴者。この後も彼の“泣きキャラ”はフルスロットルで……。
「織田さんが泣いた印象的な場面をまとめたVTRが放送されたのです。まずはプロフィギュアスケーター・鈴木明子さんが現役時代、『全日本選手権』で初優勝に輝いたときのこと。鈴木さんが泣く前に、駆け寄って来た織田さんがボロボロ涙をこぼしていたのです。
2014年の『ソチ五輪』では、浅田真央さんの演技を自宅で観戦し、これまた大泣きしていたシーンも流れました。ところが、スタジオでそのVTRを見ていた本人が、その時のことを思い出し、感動の涙。同じ人物がVTRの中で泣き、それを見ているワイプでも泣くという珍しい事態が起きたのです」(前出・芸能ジャーナリスト)
《まだ泣き芸やってんの?》
極めつけは、中学3年生の長男が書いた手紙を原田葵アナが朗読する場面だったのだが……。
「その冒頭、原田アナが『ここで、ご長男の信太朗くんより織田信成さんへのお手紙を…』と言いかけたその瞬間、織田さんがいきなり大号泣。ふつうは手紙の内容に泣くのですが、フライングしていました。
肝心の手紙は、尊敬する父親への素直な気持ちをつづったものだったのですが、それにも織田さんは『うぅ……』と、周囲が声をかけられないほど嗚咽したままコマーシャルへ。CM明け、どうして泣いたのか聞かれた織田さんは、一番最初の子で子育てが大変だったことを振り返りつつ、それが間違ってなかったと答えながら、また大泣きしていたのです」(前出・芸能ジャーナリスト)
そんな“泣きのループ”状態の織田さんにネット上ではこんな声が。
《泣きすぎてキツい》
《まだ泣き芸やってんの?もういいって》
《大丈夫!?泣きすぎでしょ さすがに引いた》
など、やや否定的な反応が相次いでしまった。これについて芸能プロ関係者は語る。

「今や織田さんの泣きキャラはおなじみで、例えば感動系の番組でVTRを見るポジションくらいなら適役なのですが、今回は彼の魅力を掘り下げる特集ですから、彼の涙腺はどんどん緩むばかり。日ごろは好感を持って見ている視聴者も、さすがに彼の涙に辟易していたのでは」
ここで思い出されるのは、彼が起こしたモラハラ裁判だ。
「関西大学アイススケート部の監督だった織田信成さんは、モラハラを理由に同部の濱田美栄コーチを提訴。しかし2023年に大阪地裁で訴えを退けられ、逆に濱田コーチへの名誉棄損で220万円の賠償命令を受ける結果となっています。これも感情が揺れやすい織田さんだからこそ、自身が過剰に攻撃され、モラハラを受けたと感じ取っていた可能性も否定できません」(同・芸能プロ関係者)
感情が豊かというのは素敵なことではあるのだが……。