「木村さんのスピリチュアル好きが“ガチ”だったのが意外で(笑)」(女性視聴者)
昨年12月、人気バラエティー番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した木村拓哉。女性占い師の鑑定結果に熱心に耳を傾ける木村の姿だけでなく、もうひとつ、冒頭のように視聴者を騒然とさせたものがあった。それは、木村が番組内で公開した自宅リビングでのプライベートショット。そこに映っていた“体育座り”をする木村……ではなく、その左右にそびえる一対の巨大な“石”に、だ。
この石、なんでもアメジストという種類のパワーストーンの原石で、中央がくぼんでいることから“アメジスト・ドーム”と呼ばれるものだそう。パワーストーンとは、特殊な力が宿っているとされる石のことなのだが、いったい、どんな効き目が? 日本でもっともドームの取り扱いが多いという専門店に聞いた。
「キムタクの石が欲しい」数百万円を持参する人も
「アメジストは“愛の守護石”。よい出会いや財産を呼び込み、気持ちや場の空気を鎮める力を持ち合わせています。特にドームは、くぼみの部分に、よい“気”を取り入れてため込んでくれるんです」
店内に並ぶドームは、ソフトボール大の小さなものから大玉すいかほどの大きさまでサイズも形もさまざま。ふと、値段を見ると……どれもお高い!! 100万円を超えるものもザラで、すいかサイズでは300万円近いものまで。いくらパワーを秘めているとはいえ、石っころ(失礼!)が300万円とは……。
「手ごろな価格のものの中には結晶を“つぎはぎ”してドームのように仕立てた成形品も紛れているんです。天然物となると、これでも高くない」
今、そんな石の購入希望者がひっきりなしだというから、またびっくり!
「番組の放送直後からお問い合わせや、お客様が驚くほどいらっしゃって(笑)。初めてご来店された方が、“キムタクの石が欲しい”と数百万円の現金を持参されて、その場で買っていかれたことも」
別のパワーストーンショップの店員もホクホク顔。
「放送後、若い女性のお客様も見えるようになりました。石の流通相場も上がっていますからね。木村さんの影響力ってすごいんですねぇ」
木村といえば、かつて主演ドラマで着用した服や時計がバカ売れしたという“キムタク売れ”は有名な話だ。今も語り草になっているそれがスピリチュアル業界でも起きるとは……。だが、ちょ待てよ。すいか大で300万円ということは、木村家のドームって、とんでもないんじゃ?
「木村さんのドームは“ツイン”と呼ばれる非常に希少価値の高いもの。採掘の際、どうしても石の一部が割れたり欠けたりしてしまうので、石を半分にカットして傷ついていないほうだけがドームとして世に出るんですが、ごくごく稀に丸ごと無傷で採掘できることがあって。それを真っぷたつにしたのが“ツイン”。あの大きさで天然となると、数百万円どころかウン千万円してもおかしくありません」
もはや木村家自体がパワースポットですね、それ……。