「小室さんが現在住んでいるマンションのローンは、旦那さんが亡くなった際の保険金などで完済しているそうです。
しかし、日々の生活費は佳代さんの収入のみだったので、決して裕福ではなく、むしろ生活は苦しかったんです。
お金がない状況の中、圭さんが国際基督教大学(ICU)に入学するにあたり、“お金がない”と言うので、初年度にかかった入学金と年間授業料を竹田さんが貸してあげることになりました」
大学2年生以降は、奨学金の試験に合格したので授業料はかからなかったそう。
しかし、そのあとも佳代さんの“HELP”は続いた。
「圭さんが大学3年生のときにかかったアメリカ留学のための費用200万円、一時期通っていたアナウンススクールの授業料に関しても、佳代さんに頼まれた竹田さんが工面してあげていたのです」
夫が急死したことで収入が激減してしまった佳代さんを助けたい一心で、お金を用意していた竹田さん。
圭さんの学費などだけではなく、小室家の生活費までもまかなっていた時期があった。
「東日本大震災の直後、佳代さんのパート先の営業時間が短縮されて、さらに収入が減ってしまったそうです。
佳代さんは竹田さんに何度も電話で“今月厳しいからお金を都合してほしい”と毎回10万円ほど要求するようになったそうです。
圭さんにかかった費用と小室家の生活費で、貸した金額は合計で400万円をゆうに超えてしまったんです」
確かに、竹田さんが友人に見せた銀行の通帳には、佳代さんの口座へ合計400万円以上が送金されていることが確認できた。
一方で、電話をかけてくると、決まってお金の話ばかりの佳代さんに対して、竹田さんの気持ちもだんだんと醒めてきていた。
そんなとき、別れを決定づける出来事が。