1シーズンで24時間を描く世界的ヒットとなったドラマシリーズの日本版が、2020年10月から2クール全24話で放送されました。同作はテレビ朝日開局60周年記念作ということで局を挙げて盛り上げていたが、視聴率は4%台を推移し、最終回も5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という厳しい結果に終わった。
「テレビ朝日のリメイク版『24』は“大爆死”してしまった。だからこそ、『梨泰院クラス』のリメイクも不安視されているようです」(前同)
ドラマ制作会社関係者はこう話す。
「たしかに『六本木クラス』の企画は動いているようですね。主演に内定しているという竹内さんには批判の声もありますが、パク・ソジュンさんと同じ身長185cmでスタイル抜群ですし、ガタイもよく、ワイルドさも兼ね備えている。
年齢なども考えたら適任と言えば適任なのではないでしょうか。主演を務めた『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)も賛否はありましたが、好評で第3弾の制作まで決まっていますからね。
ただ、主人公のパク・セロイ以上に、誰がライバル会社の“チャンガ”のチャン・デヒ会長役を演じるのかに注目が集まっています。『梨泰院クラス』は“チャンガ”とその会長、長男のチャン・グンウォンをセロイとその仲間たちが一泡吹かせる、勧善懲悪のドラマです。
そういった意味ではチャン会長が憎ければ憎いほど、視聴者は主人公を応援したくなり、ドラマは盛り上がる。チャン会長を演じたユ・ジェミョンさんは見事な演技をみせてくれましたよね」
そんな中、テレビ朝日はチャン会長役に驚きの俳優をキャスティングするつもりだというのだ。
ライバル役に名前が挙がった香川照之
「テレビ朝日内では、最有力候補として香川照之さん(55)の名前が挙がっているといいます。社会現象を巻き起こした『梨泰院クラス』のリメイクだからこそ、テレビ朝日としても絶対に成功させなければいけない。
その作品の極めて重要な主人公のライバル役に、演技力抜群の香川さんの名前が挙がるのも納得はいきます。
ただ、大きな問題が残っていそうです。というのも、『梨泰院クラス』では、チャン会長がセロイに土下座するように迫ったり、逆にセロイがチャン会長を追い込んで土下座させるという場面があるんです。