キスシーンはお互いサバの匂いで
――撮影では今回、2人とも梨奈とのキスシーンがありました。
高橋 キスシーンは初めてだったので、台本を読んだときは緊張しました。でも、いざやってみると役のままの感情でできたので、あっという間に終わりました。
鈴木 ここだけの話、2人とも初めてのキスシーンが井桁さんとなんですよ。僕は以前に、別の映画で共演した時に撮影したんですけど。
高橋 お互いの初キスシーンの相手が井桁さんという、すごい偶然。キスシーンの前は2人でミントのお菓子を食べました(笑)。
鈴木 僕は朝にサバのお弁当を食べていたんですよ。あとから本人に聞いたんですが、井桁さんも朝それを食べていて。だからか、キスシーンでお互いサバのニオイに気付きませんでした(笑)。
――撮影で多忙な日が続いたかと思いますが、家でのリラックス法を教えてください。
高橋 やっぱりゲームですね。銃で相手を倒すサバイバル系のゲームをやってます。シンプルに油断すると敵にやられてしまうので、セリフのこととか何も考えず集中できるんです。あとは寝ることですね。最長15時間くらい寝たことがあります。
鈴木 すごいそれは! 寝っぱなし?
高橋 夜に寝て朝1回だけ目が覚めたんですが、“あっ8時か”と思ってそのまま寝て、起きたらもう夕方。そこからご飯作って食べて、また夜に寝ました(笑)
鈴木 僕は漫画が好きなので、その世界に没入すること。あとはお風呂。バスオイルとか入れたりして、携帯見たり、音楽聴いたりして2時間から2時間はいかないけどそのくらい。
高橋 2時間近くはすごいですね(笑)。僕も1時間くらいは入ります。携帯でドラマを見たりして終わったら上がるみたいな。あと、疲れているときは寝ちゃったりもします。
鈴木 わかる(笑)。僕もそういうことあるから。あとは、実家なのでその日あったことを家族に話すのもリラックスできていいなって思います。
高橋 わかる〜。僕も気持ち的に余裕がなくなると家族に電話します。ほかには、大きな仕事を終えたあととかも。それこそ、この作品のクランクアップの日にも電話して、“こんなことあったよ”と何気ない話をしました。
鈴木 話を聞いてくれるだけでいいんだよね。
高橋 そう、それだけでいいんです。やっと最後に、仁くんと共通点が見つかりました(笑)。