オーディション合格の秘訣とは
来年の年明けは、初めてのミュージカルに挑む。
「ミュージカルは憧れていたのでボイストレーニングをしてオーディションに臨みました。難解な音に合わせながらも自分の気持ちや心を自由に表現できればと思っています」
オーディションに強い印象だが、
「オーディションのときは、その役が誰のものにもなっていない状態なので、すごく自由に感じます。失敗しても平気という気持ちになって、その一瞬にすべてをかけることができる。緊張はしますが、それよりも楽しんでやろうという気持ちが強いように思います」
演劇部の経験が生きているのでは?
「いま思えばそうかも。そのときは何につながるかはわかっていなかったけど人前に出る経験が多かったのがよかったと思います。
どんな役でも役に対して研究する、突き詰める気持ちを忘れずに向き合っていきたいです。自分の色を出すというより、どんな背景、場所にもなじむ女優でいたいと思います。
まだまだ自分を磨きたいことがたくさんあるので、その変化を(見てくださる方も)一緒に楽しんでもらえたらいいかなと思います」
進化、成長が楽しみな役者にはちがいなさそう。
ガーデニング始めました
出演作『偶然と想像』の映画賞受賞のお祝いにジューンベリーをプレゼントされ実家の庭に植栽した。
「ほかには月桂樹や数種類のハーブ、一年草の花をホームセンターで買ってきて植えました。土に触れたり日光を浴びるのは気持ちがよくて、いいエネルギーをもらえる気がします。
(コロナによる)自粛期間中に餃子を小麦粉で練った皮から作り、ジャムも手作りしました。自分で作ったものには愛着があるし豊かな時間を過ごせます。そういう経験が楽しくてガーデニングも始めました」
韓国でおいしいものが食べたい!
コロナが収束したら行きたい場所にあげたのは韓国。
「家族旅行で2回ほど行ったことがあり、おいしいものをたくさん食べたいです。トッポギ、サムギョプサル、サムゲタン、ビビンバ、はやりのスイーツも食べたい。ほかにも行きたい国はあってメモをしていますが、いまの気分は韓国です」
『春』
10月1日(金)よりアップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開
(C)AOI Pro.
スタイリスト/伊藤信子
ドレス、ブーツ/AKANE UTSUNOMIYA
(BRAND NEWS)