「2015年に、互いに別の相手との“デート”を報じられたのですが、すでに2人の関係は終わっていたのでしょう。そのまま同年に離婚

 平子の父親は企業の重役で母親はネイル界の第一人者。不自由のないお嬢様育ちでインターナショナルスクールに通い、アメリカ留学も経験している。セレブでオープンな性格な彼女は、いつまでも自分が一番で恋人のように扱ってほしかったのかも。

 一方でトレンディーイメージとは逆に、堅実で古風なのが吉田。もちろん夫婦にしかわからない事情があったのでしょうが、彼は妻と家族になりたかったのかもしれない」(芸能リポーター)

なぜ、内山理名ばかり起用される

 アラフィフにして別々の道を歩み始めた2人。そして吉田が出会ったのが内山だった。実は彼女に関して、芸能関係者にして“七不思議”とまで囁(ささや)かれた話がある。老舗芸能プロマネージャーによると、

「素晴らしい演技をする女優さんなのは間違いない。ただ失礼ながら、若い頃から飛び抜けた美人というわけでもスタイルがいいわけでもない。所属事務所は今でこそ“女性版ジャニーズ”と形容されるほどに、人気女優を多数輩出するまでに大きくなりましたが、当時は力があるというわけでもなかった」

 それでも、女優デビュー後はドラマや映画に起用され続け、また多くの作品で主演を務めている。

『今野敏サスペンス確証~警視庁捜査三課』で共演した吉田栄作と内山理名(BS-TBS公式HPより)
『今野敏サスペンス確証~警視庁捜査三課』で共演した吉田栄作と内山理名(BS-TBS公式HPより)
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「そのため、キャストが発表されると“また内山理名?”と不思議がっていた芸能事務所も少なくはなかった。でも、実際に彼女と仕事をしたら納得なんですよ。すごく自然体で場の空気を和らげてくれるし、共演者やスタッフに関係なくナチュラルに接してくれる。

 仕事にも一生懸命だし、内山さんがいれば何となく安心感がもてる。これって、ピリピリする現場ではけっこう貴重な存在なんですよ。それこそ“お相手”役を務めたら惹かれると思いますし、栄作さんもその一人なのでは?」(前出・老舗芸能プロマネージャー)

 2019年に吉田が50歳を迎えた年、『週刊女性』は生前の実母に話を聞いていた。交際する内山について、《まだ会ったことないんです。栄作が、料理が上手とか、素直で気持ちがいい子だなんて言っていますので、会える日を楽しみにしています》と印象を語り、

《(孫の顔も見たい?)そりゃそうですよ(笑)。栄作の兄にも子どもがいないので。でも、栄作は何事も深く考えてからやるほうですし、そういうのは親から言うことではありませんから》と、孫に会える日を心待ちにしていた。

 今年のお盆に内山を連れて、亡き母にお線香をあげた吉田。結婚報告は何よりの親孝行になったことだろう。