「眞子さまとは小学生時代から定期的にお会いしていますが、昔から明るい人柄でありながらも落ち着いていらっしゃる印象を持っています」
秋篠宮家と20年以上の交流があるという『国立科学博物館』前館長の林良博さんは4年前、週刊女性の取材にそう語った。今年9月に再び取材を申し込んでみると、
《ご依頼のありましたことにつきましてはコメントする立場にないので取材をお受けすることは差し控えさせていただきます》
と、打って変わった対応だった。
「なぜ、この結婚を進めたのか」
小室さんが3歳から小学5年生まで通っていたバイオリン教室の先生も、4年前は週刊女性の取材に快く応じてくれたが、今年8月に再訪すると、
「あのときは“おめでとうございます”という気持ちで、子どものころのエピソードをお伝えしましたが、これほど複雑になってしまうと、何も話せません。ごめんなさい」
その一方で、婚約内定時から疑念を抱き続けてきた人もいる。
「4年前から、眞子さまと小室さんは育った環境が異なりすぎていると懸念していました。今さら何を言っても意味がないことですが、私はいまだにおふたりの結婚には賛成できません。宮家の方々と長年のご縁があるからこそ、非常に残念です」
そう懊悩を吐露するのは、眞子さまが『学習院初等科』に通われていた際に、初等科長を務めていた齊藤進さん(83)。
齊藤さんは長年、学習院初等科で天皇陛下や秋篠宮さまをはじめとした皇室の方々の指導に取り組まれてきた。
「基本的には、お子さんに合った教育が大切だと考えてきました。過度に大人が干渉すべきではなく、静かに見守るのがいちばんだ、と。ですが、今回の結婚問題においては“なぜ、この結婚を進めてしまわれたのか”と思わずにはいられません。どこかでストップをかけることは、できなかったのでしょうか……」(齊藤さん、以下同)
初等科時代の眞子さまは、ほかの皇族方と変わりなく過ごされていたという。
「眞子さまが、ご両親と手をつないで登校されるお姿も見てまいりました。大学からは『国際基督教大学』へ進まれましたが、それは仕方のないことです。
ただ、眞子さまが信頼を置いて相談できる人がいなかったのかと思うと、私自身も悔しくて。誰が見ても素晴らしい両家だと思える人とお幸せになっていただきたかった」
国民からの祝福が得られていない現状にも、やりきれない思いを隠せない。
「宮家は一般の家庭ではありません。言葉が古いかもしれませんが、結婚されるうえでお相手の家柄を考慮するのは当然だと思います。おふたりは、育ってきた環境があまりにも異なりすぎているのではないでしょうか」