近隣住民からは驚きの声も上がっている。
「小室さんたちが住み始めてからは、SPらしき人が朝から晩までウロウロしていますし、警備車両も頻繁に出入りしている。これほど厳戒な警備態勢が敷かれるんですね」
環境が一変するということで住民には、多少なりとも説明があったのかと思いきや、
「いえ、まったく。結婚当日、マンションの前に報道陣が押し寄せていたので“何かあったんですか?”と、フロントのコンシェルジュに尋ねましたが、“プライバシーの保護”を理由に教えてもらえず。警察が24時間常駐しているのは、なんだか落ち着きません(苦笑)」(住人の女性)
眞子さんの肩書にすがる可能性
小室さん夫妻の外出前後には10人以上のSPが自宅付近に待機する態勢が敷かれる。
「外出する際は、地下駐車場まで送迎車がお迎えに行くなど徹底的に配慮されています。それは、外出先でも同様です。
10月28日、国際免許証の取得などのために、小室さん夫妻は品川区の免許センターを訪れました。その際も、通常の出入り口ではなく、免許試験で使用する自動車用の出入り口を特別に使用していました」(皇室担当記者)
館内も騒然としていたという。居合わせた女性の話。
「3階建ての館内には各フロアにスーツ姿のSPがいて、物々しい雰囲気でした。職員同士で“あの通路は、閉鎖されているから使えないよ”という会話も聞こえましたね」
小室さん夫妻はこの免許センターでも“超VIP待遇”を受けていた。
「眞子さんは、国際免許証発行のカウンターに並ぶことなく、別室で手続きをすませました。移動の際は、一般の人から見えない通路を使用。
免許の更新や発行をする場合、ある程度の待ち時間が生じますが、ふたりは約1時間でその場を後にしました」(警察関係者)
免許の手続きを終えたふたりは、行きと同じワンボックスカーに乗って帰宅。
「移動中、眞子さんは顔を伏せたり、目を閉じたり。終始暗い表情でした。皇室を離れても“完全な一般人にはなれない”と、痛感しているのかもしれません。黒田清子さんの結婚当初も警備はついていましたし、当然の態勢ではあるのですが……」(皇室ジャーナリスト)
ネット上では“一般人にSPがつくとは”“警備の原資はどこから出ているのか”という批判の声も上がっている。
「結婚会見を通して“眞子さんは国民に啖呵を切った”と受け止めた人も少なくない。眞子さんが、いまだに皇室時代と同程度のサポートを受けていることが許せないのでは」(同・前)
NY生活では“一般人”になれるのだろうか。
「歴史上、アメリカはヨーロッパの階級社会へのリスペクトがあるように思います。もちろん、日本の皇室もリスペクトの対象。眞子さんがどれほど身近な存在になられたとしても“日本のプリンセス”と受け止められ、特別待遇されることになるでしょう。
弁護士試験が不合格だった小室さんは、眞子さんにも生計を支えてもらわざるをえない。当面は眞子さんの“肩書”にすがることになるかもしれません」(前出・在米ジャーナリスト)
小室眞子さんが、本当の意味で“皇室を離れる”日は、当分先になりそうだ─。