「手作り料理多め型」「珍し食品多め型」は料理を見直す
前者は、家族思いで大量に惣菜を作りがちなタイプ。多く作りすぎて、家族に飽きられ捨てることになったり、煮物は大鍋で作らないと……といった固定観念があるかも。
後者はグルメで交友関係の広い人タイプ。「料理」を見直すと同時に、料理力のアップも課題。
料理のポイント
(1)作り置き惣菜の量を見直す
惣菜を多めに作る人は、余ったら捨てるのが習慣になっていることが多い。「家族構成が変わったのに、多めに作る習慣が抜けない人も。作る量を見直しましょう」。また料理はレシピどおりばかりではなく、あるもので作るのが理想。「そうめんや春雨を使って焼きそばを作るなど、意外な組み合わせを楽しむ料理力も身につけたいですね」
(2)「消え物」の贈り物が鎮座
「贈り物には、消え物がいいといいますが、意外にももらった側が食べ切れずに余らせているケースが多いんです」。いつまでも保存しておかずに、感謝の気持ちを大切にしつつ、周囲に配ったり、料理に活用するなど、積極的に使い切るよう意識して。
(3)調味料は持ちすぎない
調味料は「開封後は冷蔵保存」と書かれたものが大多数。しかも「開封後はお早めに」ともあり、使い切れずにゴミになりがちな食品。「便利そうというイメージから、○○のタレなどがどんどん増えてしまいがち。買うときは、使い切れるか自問しつつ購入を」
ちなみに、大野さんは、なるべく基本調味料しか持たいないようにしている。
冷蔵庫の収納力をアップする0円&100均アイデア
身近なアイテムを使って使いやすく収納するコツをレクチャー。
冷蔵室…アイテム別にして取り出しやすく
片手で取れるドリンクケース
1ケースに4本の缶ビールが収まる100均グッズ。バラつかないので見た目にもスッキリ。片手で取り出せてラク
ドリンクはカゴにまとめても。このとき、傾斜がつくように、裏側にクリップやペットボトルのふたを貼り付ける。1本取ると、次が手前に転がってくる仕組み
小袋ものはクリップでつるす
使いかけのかつお節や小袋調味料などは、文具用のクリップでドアポケットに挟む。目につきやすく、使い忘れにくい