しかし、佳代さんと敏勝さんの親族間で起こった“金銭問題”で、敏勝さんは精神的に疲弊していった。

父親が眠るお墓の現状

「一級建築士の資格を持っていた敏勝さんはマイホームを建てる計画を立てていました。そこで、敏勝さんの両親に金銭的な援助を頼んでいたところ、佳代さんが内装などのデザインへのこだわりが強く予算を大きくオーバーし、嫁姑の間で大揉め。間に入って仲裁していた敏勝さんは、仕事のストレスも相まって心を病んでしまったそうです。

 その後、敏勝さんの父親が亡くなったことによる遺産相続でも、佳代さんが“圭にも相続する権利がある”と主張し、さらに揉めて……。それから、敏勝さんの親戚と佳代さんの関係は完全に断絶。ずっと疎遠の状態ですよ」(小室家の親戚筋)

 敏勝さんが亡くなった後、まだ幼い圭さんは毎日のように泣いていたという。

「“夕方になると圭が泣くのよ”って、佳代さんはよく話していました。慕っていたお父さまが亡くなられて寂しかったのでしょうね。10歳の子どもなら当然のことだと思います」(佳代さんの知人)

 3年ぶりに帰国した圭さんが、慕っていた父親のお墓参りに行かないことなどあり得るのだろうか?

’98年冬、長野県にある菅平高原でスキーを楽しむ小室圭さん親子3人。4年後、敏勝さんは自死を選んだ
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 敏勝さんとその両親が眠るお墓を記者が訪ねてみると、最近手入れされた様子はなく、献花もない。花器には水がたまっているだけだった。

「少なくとも圭さんは、帰国してからお墓参りには来ていませんよ。たまに親戚の方がいらっしゃって、お線香をあげていかれるくらいだと思います」(寺院関係者)

 紆余曲折を経て眞子さんとの結婚を果たしたことを、敏勝さんは直接息子から報告してほしかったに違いない……。