再び不合格になると、就労ビザや、事務所からの雇用問題も生じる。
「アメリカ留学中の圭さんは学生ビザを取得していましたが、これはロースクール卒業後から1年間で有効期限を迎えるため、来年5月までに就労ビザを取得する必要があります。就職先の『L』としては、司法試験に合格する前提で彼を受け入れたはずですから、今回の試験不合格はアテがはずれてしまった形です。
1回目の受験よりも合格率が下がる来年2月の試験が不合格だった場合、『L』から解雇される可能性があるほど、NY州の法曹界はシビア。最悪の場合、試験に不合格で解雇、それによって就労ビザも取得できずに来年5月に強制帰国も……」(前出・皇室ジャーナリスト)
世帯収入は2000万円
収入面も含めて崖っぷちに立たされている圭さんを支えるのはやはり、眞子さんの“内助の功”のようで─。
「NYでの就職活動に苦戦していたといわれる圭さんを『L』が採用したのは“元プリンセスの夫であるメリット”を多少なりとも意識しているからだと思います。
例えば、仕事でクライアントになりうる人々が集まるパーティーなどに眞子さんが同席すれば、周囲から当然注目される。皇室は、その伝統と歴史の長さから世界中から尊敬の念を抱かれています。眞子さんとの交流を求めるクライアントがいれば、圭さんとしては絶好の営業チャンス。
眞子さんとしても“夫の仕事のためになるなら”と、培ってきた英語力と皇族時代の国際親善の経験を発揮されることでしょう。『L』としては、法務助手以上に特別なメリットを感じる小室さんを雇用し続けるでしょうから、ビザの取得も容易になるかと」(NY州の法律事務所関係者)
一部メディアでは、圭さんが日本で勤務していた際、仕事の会食の席に当時皇族だった眞子さんを同席させたと報じられたことがある。眞子さんをパーティーや会食に同伴させることで、仕事相手からの信用は増すだろう。
「収入面でも眞子さんが現地の博物館に就職し、家計を助けていく見通しです。アメリカ中部大西洋岸の学芸員の平均年収は約1400万円で、圭さんと合わせて世帯年収はおよそ2000万円となる。
物価や家賃の高いNY州では2000万円でもぎりぎりの生活です。おふたりは圭さんの就職先近くの賃貸住宅で生活するそうなので、圭さんが司法試験に合格するまでは眞子さんの収入に頼りながら生活していくのだと思います」(前出・秋篠宮家関係者)
NYでも“眞子さんの威光”はいかんなく発揮されそうだ。