「あのときは、まさか菅田くんが日本を代表する俳優になるとは誰も思ってなかったですよ」
そう話すのは、菅田を古くから知る芸能プロ関係者。
15日、俳優で歌手の菅田将暉(28)が女優の小松菜奈(25)との結婚を所属事務所とSNSを通じて報告した。
期待されなかったデビュー前
“あのとき”とは、2008年に行われた第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのこと。菅田はファイナリストに選ばれたが、
「その年のファイナリストは12名いて、そのうち9名が何かしらの賞をもらっていたのですが、菅田くんは賞をもらえなかった3名のうちのひとり。彼は当時、そこまで期待されてなかったと思います」(前出・芸能プロ関係者)
だが、芸能界デビューが決まると、菅田の快進撃が始まる。
「次の取材まで30分空いたから、たまたま近くにあった東映に顔見せに行ったそうです。そこで、とあるプロデューサーに出会って気に入られたのが縁で、2009年に『仮面ライダーW』で主演デビューを果たします」(スポーツ紙記者)
若くして売れると、夜遊びが激しくなる役者も多いが、
「菅田くんはちゃんと家に帰るタイプでした。寝るのが“恋人”と言っても過言ではないくらいよく寝ていましたね。ヤンチャな役者の先輩を実家に呼んで、ドンチャン騒ぎして、お父さんにこっぴどく怒られたこともあったみたいだけど(笑)」(前出・芸能プロ関係者)
以降、その演技力で俳優としての地位を確固たるものに。アーティストとしてもNHK紅白歌合戦に出演するなど、若者のみならず幅広い層の支持を得ている。
今回の結婚について、前出の芸能プロ関係者はこう話す。
「人生で1番楽しいと思える“青春”と呼ばれる時代を、仕事に身を捧げてきたのですから、本当に幸せになってほしいですね。この機会に、改めて彼の曲『虹』を聞いて、ウルッときちゃいました」
連名の結婚報告に“菅田らしさ”を感じたとも。
「“感謝”という言葉が2度使われていたんです。菅田くんは昔からお世話になった人への感謝の気持ちを大切にしていたので。自身がふたりの弟とともに幸せに育ったように、小松さんとも温かい家庭を築いてくれると思っています」(同・芸能プロ関係者)
菅田はきっと小松と“繋いだ手を離さない”だろう。