「神田さんの急逝から1か月が経ち、関係者もようやく心の整理をつけられるようになりつつあったのではないでしょうか。他の芸能ニュースやオミクロン株が猛威をふるう新型コロナウイルスに、話題が転じつつある中でもありましたからね。

 ただ、小島さんの事務所としては、小島さんに対するあまりにも心ない声が大量に寄せられたこともあり、自社のタレントを守る立場として声明を出さざるをえなかったのではないでしょうか。事務所としては誠実に声明を発表したわけですが、“当たり障りのないやり取り”という一文が、火に油を注いでしまったとも言えそうです」(前同)

 神田さんと将来を見据えた真剣交際をしていた前山は、彼女の死に強いショックを受け、出演予定だった舞台を降板。芸能活動も休止しており、引退危機もささやかれている。

 神田さんの母で歌手の松田聖子(59)は、神田さんが亡くなってから初めて前山との関係を知ったという。

母・松田聖子「もう終わらせて」

 1月20日発売の『女性セブン』(小学館)によると、松田は前山に関する数々の報道に触れて、動揺、怒りも覚えたようだ。

 しかし、「前山さんを責めるのも、誰かのせいにするのも違う。もし誰かのせいというのがあるなら相談を受けられなかった自分のせい」「だからこそ“沙也加の恋人のことはもう終わらせて”」という思いでいると記事では伝えている。

「聖子さんは3月10日には還暦を迎えます。本来であれば、大々的に記念イベントを行なう予定だったようです。ただ、現状はイベントを予定通り開催するかどうか話し合っている段階だといいます。それでも、『NHK紅白歌合戦』出場を辞退した一時期の何もできない段階から、少しずつ前向きに仕事をしていこうという思いも芽生えつつあるとも考えられる。

 聖子さんが“前山さんを責めるのは違う”という気持ちでいるという報道が出てから1週間足らずで、小島さんの事務所の声明があったため、ネットは大荒れの様相を呈しているのでしょう。“神田さんの逝去がふたたび注目を集める”ことにもなりかねませんからね……」(前出のワイドショー関係者)

 今後、前山、小島、そして松田――それぞれの今後の展開にも注目が集まっていくだろう。

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