「芸名問題」に苦慮
「この報道が出たことにより、“高杉はスウィートパワーと揉めた”というイメージが広まってしまいました。ネット上のファンは“独立したら干されるんじゃないか”と心配していましたが、“決まっていた仕事を蹴ったのは無責任”という声もあり、実際、そんな態度では独立してもうまくいかないのではないかと思われました」(前出・スポーツ紙記者)
しかし、スウィートパワーを退所して個人事務所『POSTERS』での活動を開始した高杉は、昨年7月クール放送の連続ドラマ『ホメられたい僕の妄想ごはん』(BSテレ東)で主演を務めた。
さらに、同年10月クールの『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系)と今年1月クールで放送されている吉田鋼太郎の主演で話題の『おいハンサム!!』(フジテレビ系)にもレギュラー出演中。そして今年は『ぐるナイ』の「ゴチ」メンバーに選ばれるなど、順調に活動の幅を広げている。
「高杉クン自身、独立前は不安もあったようです。というのも、『高杉真宙』という名前はスウィートパワーにつけてもらった芸名なんです。“独立にあたって使用できなくなるのでは……”と、周囲の関係者に相談していたといいます。
しかし、結果的に独立後も同じ芸名で変わらず活動ができています。つまり、『高杉真宙』から“改名しなければならないほどの大きな確執はなかったから”同じ芸名で活動できていることを意味しています。これは業界的にかなり珍しいケースです。
テレビ関係者たちはスウィートパワーにある程度気を遣いながら、それでも高杉クンを“起用したい”と思わせる実力と人望が彼にはあるのでしょう。基本的にスタッフへの気遣いも細かいので評判もいい。いわゆる“愛され力”が備わっている印象です。かつての『おかえりモネ』辞退の背景にも、何か複雑な事情があったのではないかと思いますよ」(芸能プロ関係者)
今年は「ゴチ」で幅広い層に「高杉真宙」の名前と顔を売り、さらなる飛躍を狙えるのだろうか。