「安いもの探し」は無駄買いのもと
【03】「ドリンク1杯無料券」は期限内に使い切る
⇒無料に釣られると予定外の出費に
飲食店でもらう「ドリンク1杯無料券」。お得だからと喜んで使っていないだろうか。「ドリンクの原価は数十円程度。それ目当てにレストランで千円以上の出費をしてしまう……。割引クーポンのために不要な外食をするのは本末転倒です」。
クーポンはお得に買い物ができる券ではなく、店側がお金を使ってもらうための呼び水として配っているもの。行く予定のない店のクーポンは使わないのが鉄則だ。
【04】特売品を買うために毎日スーパーへ
⇒「安いもの探し」は無駄買いのもと
日々スーパーで特売品を狙えば節約になりそうだが、安いからと余計なものまで買ってしまっては、何のために特売品を買っているのかわからない。
「買い物は3日に1度程度で十分。スーパーによっては週に2~3度安売りの日が設けられているので、その日を買い物の日にして、それ以外は無買デーにするのがおすすめ」
【05】コンビニは高いので利用しない
⇒PB商品を選べばお得に使える
コンビニの商品は定価で売られていて高いという印象があるかもしれないが、最近では低価格の商品やカフェよりも割安なコーヒーも充実し、お得感が増している。
「各コンビニでお手ごろ価格のプライベートブランドが展開され、食品から日用品まで豊富にそろっています。割高なものと割安なものを見極めて、上手にコンビニを活用してみては」
【06】節約はまず食費から
⇒思ったように減らずストレスに
安い食材を選び、食べる量を無理に減らして切り詰めても、この物価上昇が続くなか、食費はなかなか大きく減らせない。しかも、これが原因で体調が悪くなってしまっては元も子もない。
「食費は外食費も含めて月に1人2万円未満を目標にすれば十分。節約は、住居費や通信費などの固定費からがおすすめ。額が大きいので、節約できたという達成感もありますよ」
【07】節約食材といえば「もやし」
⇒今はそんなに安くない
「昔は5~10円で買えたもやしですが、今は30〜40円。白菜や大根などの旬の食材を安いときに購入したほうがボリュームもあって日持ちもし、お得です」。ただし、もやしは年間を通して価格が安定している野菜。ほかの野菜が高いときに使いたい食材だ。