“訴える決意”のタレントも
「名前を出した俳優、タレントとの関係について深いのか、ちょっと会話した程度なのか、どこまでのものなのかを東谷氏が語っており、彼の話にはリアリティを感じます。また名前が上がった全員が標的となっているわけではなく、良好な関係を保っている人に関しては“いい話もする”と話している。そのバランスのとり方が登録者を増やしている要因かもしれません」(ウェブライター)
とはいえ、内容が良かれ悪しかれ“暴露話”に違いはない。
インターネットが普及する前までは芸能人の裏側を垣間見ることができるのは『暴露本』だった。暴露本と聞いて、『鹿砦社』という出版社を思い浮かべる人は多いだろう。そういったタブーに切り込んだ出版物を世に放ってきたが、名誉毀損でたびたび訴えられている。東谷氏はタレントを実名を上げて告発しているが、過去の例から見ても、仮に事実であったとしても名誉毀損、営業妨害になる可能性は少なくないだろう。
複数のスポーツ紙記者に取材したところ、このような話しが聞こえてきた。
「すでに大手事務所が“訴訟を起こす可能性がある”という話もあり、上司からは“東谷氏のことはあまり扱うな”という指示が出ています。また、動画内で告発された個人で活動されているあるタレントに至っては、訴える決意をしているようで、それに向けての準備を進めていますね」
“爆弾男”が自爆することになるのかどうか──。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中